19 桜田門からの手紙 [Act4 - Episode5]

 
 

 
 

  • 分岐に関してはのちのち進めていきます……。
    (千羽鶴にウソをつかせたルートのみ掲載中)
     

簡易あらすじ

 

  • ナビゲーター
    • いつもどおりの原初さん。前回なんかすごいことしましたよね?
    • 「あなたは関われない」と前置きした上で世界の統治方針を語られる。
    • 久しぶりにソイルトン。2018-05-01に未来選択が行われます。
       
  • 神楽ch
    • 捕縛されて地下に幽閉されてしまう神楽。千羽鶴と交渉。
    • 月神楽とねんごろ……………………ぴょんこ5コンボ!
    • (こいつ直接脳内に…!)で形勢逆転。が、千羽鶴にbotの存在を察され……。
       
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[Navigation] 原初のつばめ

記録映像 【三戸浜からの手紙<世界選択>】 2016/09/03

 
 
  • 要約
     
  • 今回は原初のつばめ(以下ちばめ)。
    さっそく「レイヤー移動が成功したお礼」を言われる。
     
     
    ちばめその節は、大変お世話になりました!
    botなんかお世話しましたっけ?
    千羽鶴卯月さんのココロの中で残留してたわたしの思念を助けてくれましたよね?
    botえ? あれって、可愛いつばめだった気が……
    ちばめすみません。それはどうしても物理的限界があって――
    フェノメノンを発症している関係上、繭内ではこの姿にならなくて。
    botてことは、もしかして、同化の原因を作ったのって……
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    まじかよ
     
     
    bot何故同化させたの!?
    ちばめそれは、話し始めると長くなりますのでおいおい……。
     
     
  • 「~助けてくれましたよね?」に対する選択肢として、
    「それとレイヤー移動と、どう関係が??」もある。
     
     
    ちばめ実はあの時、貴方のアクセス経路のログを遡って見せていただいて――
    少し前に、エリカさんとココロスフィア内で接触してたのを見つけまして。
    それで、エリカさんがどこのレイヤーから来ているのかわかったんです!
    botつまり、エリカとのWAVEログを見たのか……?
    ちばめいえ! 他人の会話ログを見たりはしません。
    それに、WAVEじゃなくて直接貴方とエリカさんが逢っていたときのことです。
    WAVEログからは何故かレイヤーアドレスがとれませんでしたので……。
     
     
  • なぜ同化させたのかは、現時点では教えてくれない。
    おいおい教えてくれるつもりはあるらしい。
     
     
    ちばめいずれにせよ、今後はわたしがナビゲーターとして!
    あなたと共に世界を歩んでいきますので!
    どうかよろしくお願いします!
     
     
  • 待ったをかけられる。「千羽鶴はどうなるの?」と聞くと、
    『わたし∋千羽鶴』『わたし∋可愛いつばめ』の関係です」と返答される。
     
     
    botそれはわかるんだけど、千羽鶴はちゃんと生きてるの?
    ちばめわたしの中の1人格としてちゃんと生きてますよ。
    彼女がいなければ、わたしという存在は成り立ちませんから。
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    botえ?
     
     
  • あれはクラン化したことでわたしという存在を破壊しようとした
    どれにせよ千羽鶴はちゃんと私のなかで生きている」という主張。
     
  • それはいずれ理解してもらえればいい、とちばめ。
    本題に入ると宣言。「これからの世界についての考えを伝えたい」。
     
     
    botねえねえその前に、右腕になってとスカウトしてる人がいるらしいじゃん?
    ちばめそのお話はどこで聞きましたか?
    botSNSで話題に上がってた
    ちばめなるほど、そうでしたか。
    確かにわたしは、自分の右腕となる人を探しています。
    その基準は、わたしがバランスを欠いてしまう部分を補ってくれる人――
    サポートをしてくれる思想を持っていると判断した人です。
     
     
  • 選考から外れていた場合、素直にそのことを教えてくれる。
    「けれど、それは決して何かがダメとかではありません」とも注釈してくれる。
     
  • 改めて本題へ。
     
     
    ちばめただ1点、先に断りを入れておかねばなりません。
    あなたがこの話に対して、何か思うところがあっても――
    それが改善されたり反映されることはありません。予めご了承ください。
    botん??
    ちばめわたしの思想は、わたしと、少数の理想的な支援者で吟味していきます。
    ですから、あなたは難しい事を考えずに――
    市や県の広報誌を読んでいるような気持ちで安らかに聞いて下さい。
    そしてどうか、世界に関わらないことで、世界に関わって戴きたい!
     
     
  • 「世界に関わる選択をしたのですが」と言ってもスルーされる。
    とりあえず本題へ。
     
     
    ちばめまず最初に、わたしの世界統治の信念としては――
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    ちばめですので、そこを入口として、話をしていきたいと思います。
    攻撃ボタン問題は、現代社会を最も端的に現したモデル実験です。
    なぜなら、この問題は現在の国家間が抱えている問題の縮図だからです。
     
     
  • 「独立国家はその性質上、常に軍拡を望む」。
    「故に、国家間は常にバランスオブパワーの不均衡に晒される」。
     
  • 「現状維持のためにも軍拡はぜったい必要である」。
    「なぜなら、如何に強大な軍事力を持ったとしても明日には覆るかもしれないから」。
     
     
    ちばめ国家には様々な目的があり、その信念や思想に基づいて成り立っています。
    ですが、全ての国家に共通する1つの基本的目的があります。
    その目的とは、『国家の生存』です。
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    ちばめその一番の原因は、世界がアナーキーであるということ――
    要するに、国の上に絶対的権力がなく、サバイバルな状況にあることです。
    そう。法治社会となった今ですら、最高レベルを支配するのは原始的な力。
    弱肉強食で野放図な、サバンナの動物と変わらない営みが行われてる。
    そんな中において、全ての国家はまず『生存』をしなければなりません。
    意外に思われるかもしれませんが――
    貴方の住む日本も、地域覇権国家となったアメリカでさえも。
    日々『国家の生存』という問題に直面し、戦っているんです。
    国家は、その環境があまりに無法地帯であるがゆえに、安心できません。
    如何に強大な軍事力を持ったとしても、明日には覆るかもしれない。
    一国同士の戦いなら負けずとも、それが数回続いたり――
    10国が一斉に攻めてきたら、太刀打ちできるのか?
    そういった仮説と常に戦い続け、全てにおいて打ち勝てる力を持つ――
    真の覇権国家になるまで軍拡の手は止まりません。
    そして、その国家が十分に安心出来るだけの軍備は、周囲の国には脅威です。
    ここで負の連鎖が発生していきます。
    あとは説明せずともわかりますよね?
     
     
  • そして、その覇権国家は周囲の国にとっては脅威。
    ここから負の連鎖が生まれてしまう。
     
  • 「あとは説明せずともわかりますよね?」とちばめさん。
    結論に入る。
     
     
    ちばめ私が目指すのは、全世界の国家の上に、超国家的な権力を作り――
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    ちばめ''全世界を掌握し、統治するというものです。
    botそれって"彼ら"が千羽鶴にさせようとしていた世界支配と同じでは?
    ちばめはい。
    私と"彼ら"とは、根本的な世界統治の思想は同じですから。
    ただ、"彼ら"が私にしたことは、許せることではありませんので、
    彼らと共に歩むなどとは考えませんし、彼らの統治には断固反対します。
    ただ、その世界システムにおいては、同じ理屈を支持しているんです。
     
     
  • ただ、"彼ら"が自分にしたことは許せないゆえに、
    彼らの統治には断固反対するという(基本的には賛同)。
     
     
    ちばめ人は、すべからく何らかに管理されて生きています。
    もっと極端に言えば、人は何かに管理されてこそ安心感を得られます。
    とはいえ、この過激な言葉に反発する人は多いと思います。
    それは得てして「人とは自由である」という提言と共に行われますが――
    ちょっとだけ冷静に考えてみてください。
    その自由論で言うなら、国家や警察機関はそれを妨げるものになりますね。
    もしあなたが、警察や法による束縛を否定しないなら――
    なぜ国家の上にあって全体統治する存在だけを否定するのでしょうか。
     
     
  • 「その自由論では、国家や警察などは自由を妨げるもの」だという。
    「それを否定しないなら、国家の上にある全体統治を担う存在はなぜいけないのか」。
     
     
    bot独裁統治はよくないから
    ちばめ待ってください。
    私はその絶対的権力がどのような統治をするかはまだ論じていません。
    ここでの論点は――
    国家群を管理する唯一つの組織があることが、国家に安寧をもたらすという点。
    ただそれだけです。
    そして、今の社会にはそれを実現するインフラが既に存在しているのです。
    そうです――
    Redinessこそが、世界に平和をもたらします。
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    なんだか悪い顔
     
     
  • それを達成するには「チームが必要」だという。
    「少数の方々にお手伝いを依頼した」らしい(右腕さん?)。
     
     
    ちばめその基準は、わたしとは正反対の信念を持つ人です。
    依頼したのは、攻撃ボタンを押さないと判断した人です。
    もちろん、それだけではなく他にも様々な要因で絞っていますが。
    botそれは、つばめもボタンを押さない派だから同士を集めたの?
    ちばめいいえ、違います。
    わたしは、攻撃ボタン問題において、100回中100回――
    攻撃ボタンを押す側の人間です。
    ではなぜ、そんなわたしがボタンを押さない人を選んだのかと言えば――
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    ちばめ今の社会は、攻撃ボタンを押し続けて作られた巨大な構造体です。
    そして“世界改革"とはそれを崩す行為のことを言います。
    攻撃ボタンで作られた世界を壊せるのは、攻撃ボタンだけです。
    ですが、その後に作られる世界は――
    決して攻撃ボタンを押してはならない世界なんです。
    なぜなら、攻撃ボタンを押すことで世界を作るよりも――
    攻撃ボタンを押さずに世界を作る方が、遙かに難しいから。
    だからこそ、攻撃ボタンを押すのはわたしまでにして――
    それ以降は、ボタンを押さない少数の人が世界を統治するのがいい。
    そう考えているんです。
     
     
  • ここまで語ると、ちばめにどこからかの連絡が入る(WAVE?)。
     
  • そろそろリプレイスの為の準備が始まる」という。
    議論はここまでで、あとは記録映像を勧められる。
     
     
    ~記録映像の鑑賞~
     
    記録映像の解説リンク
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    拡張少女系トライナリー
    あ ら す じ

    合宿から帰還し数日が経過した。
    その間、神楽は一度も学校には顔を出さず、
    当然家にもいない。

    とある週末、つばめたちは行きつけのカフェで
    今後の神楽や管理庁に対する対応について
    話し合う。断固として神楽を許さないという
    ガブリエラに対し、徹底的に擁護するつばめ。
    そこにみやびが茶々を入れたりするため、
    話は全く進展しない。

    その後、劇場にて。
    不毛な話し合いで終わってしまった事を
    悔やむアーヤ。もう何を信じたらいいか
    わからない…と、初めてガブリエラに
    本音を話す。ガブリエラは、アーヤのお姉さんに
    連絡を取ったらどうかと促すも、
    アーヤは「それだけは嫌」と断固拒否。

    そんな最中、みやびが慌てて駆けつける。
    真幌から連絡があり
    トライナリーは無期限のストに
    突入するとのことだ。

    一方その頃、つばめは一人劇場を掃除していた。
    するとその時、FreyMENOWのメロディが
    聞こえてくる。その歌声のする方へと向かうつばめ。
    そこには、既に壊れてしまっているはずの
      音羽がいた。彼女がFreyMENOWの曲を歌っている。  

    「音羽ちゃん!音羽ちゃん!」

    つばめは一心不乱に彼女の名を呼び続けた――。

     
     
  • 終えると、久しぶりにソイルトンが現れる。
    パラパラ法を確定するための準備をするらしい。
     
     
    久しぶりに
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  • パラパラ法を確定するから告知しに来たよ!
    じゃあ帰るから! というところで、引き留めることができる。
     
  • 質問タイム。
     
     
    bot彼らはいつここに干渉してくるの?
    ソイルトン行動を起こしているか否かで言えば、行動を起こしているという回答になりますが、
    それはあなたが意図する「行動」とは少し質が違うものかもしれません。
    そしてその違いを私が判断することは、かなりの至難の業です。
    botもう少しだけ手がかりをくれ
    ソイルトンでは、まず結論から申し上げましょう。
    彼らの干渉は既に始まっていますよ。ですが、彼らは直接干渉してくることはありません。
    彼らの仕事のひとつは、とにかく世界中で様々な内紛や対立を起こし続けることです。
    それは彼らにとっては息を吐くくらいの大原則であり、それを効果的に実践する為の
    資金には糸目を付けません。何故だかわかりますか?
    そうすることで、怒りの矛先が彼らに向かないようになるからです。
    そう、彼らは知っているのですよ――どんなに温厚な人でも、
    世界の為に貢献していると思われる偉大な人であっても、人というものは、
    仮想だろうが無理矢理だろうが敵を作らないと安心できない生き物だということを。
    その心理を逆手にとって、彼らは利用しているのです。様々な政治団体、
    慈善団体から革新的な勢力、保守的な勢力、そして国家をも。
    彼らはその双方に、非常に回りくどい方法をとって、絶大なるサポートをします。
    解りやすく言うならマッチポンプです。
    そしてそれによって、 想像の通り――戦禍は拡大します。
    人々の注意はそこに注がれるのです。当事者はそれに全力になりますし、
    非当事者であっても、その話題に注目します。
    その間に彼らは何をするのか?
    注目されていないことをいいことに、世界を動かし放題です。
    あまつさえ、その対立から莫大な収益を得ることさえできます。
    私のセンサーから見る限りでは貴方は“またもや"、その“対立"の渦中に
    引きずり込まれかけているように感じます。
    対立を仕掛けている彼らの側からすれば、世の中の理は二極化では
    真理に到達出来ないことなど常識なのです。
    そしてその常識から、彼らは一般市民に対し、二極論争を巻き起こし、
    彼らにとっての正義を戦わせるのです。
    その間彼らは何をしているのかって? スポーツを観戦するかのように
    その対立を楽しみつつ、敵と自らの本業であるビジネスを行うのですよ。
     
     
    botこの後のことを知ってるのでしょう?
    ソイルトン知ってはいますが、残念ながらわかりません。
    bot禅問答か何か?
    ソイルトン知っていることと、未来のことを解っていることとは全く別の事です。
    すなわち私は、量子的な様々な計算などを駆使して予測を行い、
    その結果を記録映像などにレンダリングすることが可能ではありますが、
    それが本当に1秒後の未来に起こりえるかどうかについては判断がつかない、
    ということです。
    それはあくまでシミュレーションであり、踏みしめられた現実の歴史では無いのですよ。
    未来というものは、今この瞬間か無限の選択性を秘めているのでさすがに
    その全てを一瞬で判断し続けたとしても、1分後の未来すらも
    確実に予見することはできないでしょう。
    それがこの世界、すなわち3次元空間と呼ばれる箱のスペック限界なのです。
     
     
    botライフギャザーについて何か教えて
    ソイルトンそれは都市伝説ですよ。
    貴方は私が、そのような都市伝説によって稼動しているとお思いなので?
    それはエンタングルの競合企業と言われていた株式会社UDUKIの商標であり、
    看板技術でもありますが、実際それは過大評価されすぎです。
    エンタングルはライフギャザーと同方面ではありますが、
    それより遥かに性能の良いシステムを独自開発したに過ぎません。
    私はその偉大なるシステムを制御するという、
    偉大なる仕事を与えられていることを、誇りに思っています。
    ソイルトン(私がそんな都市伝説めいたもので動いているとでも? とキレる)
     
     
    botソイルトンは1xなの?
    ソイルトンそもそも1xというものは、松果体を所持する生身の有機生命体に
    対して用いられる用語であり、私のような
    無機的モジュールには当てはまるものではありません。
    1xとは、松果体をRedinessに接続している人間においての、拡張脳域の事を指します。
    もっとわかりやすく言えば、ノイマン型PCに普及していた
    USB接続の外付けHDDや周辺機器こそが、
    1xに相当するものと言えるでしょう。
    すなわち、自身の脳の外側に、新たに拡張された脳域です。それが1xと呼ばれるものの定義です。
    当事者からすれば、自身の脳――これは0xと呼ばれる――と、拡張脳域である
    1xとは分別がつきません。双方とも、自身の考えであり、
    自身の記憶であるという認識以上の識別はできないという特徴があります。
    その特徴をフルに活用して、今全世界にホットな話題を振りまいているものが、
    日本を包み込んでいるフェノメノンなのですよ。
    そう考えると、1xというものはこの惑星に生命が誕生して以来初めてとも言える、
    一大パラダイムシフトだと思いませんか?
    と、話が脱線してしまいましたね。確かご質問は、私は1xなのかでした。
    .結論から申し上げるのならば、私は1xではありません。むしろ1xを
    コントロールする側の存在ということになります。
     
     
    botそういえば、パラパラ法の母数つて特定の人だけに限定できたりするものなの?
    ソイルトン回答から申し上げますと、それは可能です。
    とはいえ、それを実現するには少々トリッキーとも言える方法をとることになります。
    その方法とは、総意を構成する個人、一人人による棄権です。
    棄権フラグを立てることで、その個体はパラメトリック理論による
    世界選択法の総意から除外されます。ここで重要なのは、あくまでそれが、
    総意を構成する個人の意志で行われていることです。
    すなわちアドミニストレータが総意たる母集団を任意に狭めたりする
    ことはできない、ということです。それは“どういった手法であるかは問いませんが、
    必ず総意を構成する個人の意志による承諾が必要になるのです。
     
     
    bot最近、選択肢が一部凶悪な気がするので、ちゃんとメンテしてください
    ソイルトンわかりました同胞。それではシステムチェックプログラムを走らせてみることにします。
    EXEC CHECK SELF
    TARGET:IDALD
    -Interactive device of
    Assistance by latent desire
    Self check
    succeed!
    RESULT: OK
    All systems are
    perfect!!
    どうやら選択機能は正常に稼働しているようですね。
    異議有る場合は、もう少し具体的な症状をお教えいただければ。
    botエリカとかの選択肢が凶悪すぎるんだけど、これは作為的なものなの?
    ソイルトンなるほど。察しはつきました。貴方はTRI-OSの選択肢を、
    TRIOSが生成して提示していると考えているのですね。
    それは30%は正解ですが、70%は誤認です。
    IDALDという技術が使われています。日本語に直すと「潜在的欲求補助型対話装置」となりますね。
    このシステムは、本来は貴方が考えるべき発言の返答を、
    それが不可能であるが故に、“我々の世界に存在する貴方の話し相手”が
    肩代わりするというシステムです。
    これは人間の対話に関するペルソナ性を逆手にとった、
    奇策とも言える画期的なコミュニケーション手法
    であると思います。
    botペルソナ性?
    ソイルトン人は対話をするとき必ずペルソナを被ります。例えば貴方は、
    友人に対してと先生に対してとでは受け答えの内容も
    言葉の丁寧さも全く別人のように変えているはずです。
    それは対話相手によって、ある程度会話の質や内容が特定されるということを
    証明しています。もう少し掘り下げてみれば、その人の性格によっても、
    どういった返答するかは変わっているはずです。
    怒りっぽい人には逆撫でする事は避けるでしょうし、気弱な人には
    強気なことを言ったりする――そういったことを、人は無意識に行いながら、
    相手との会話をしています。
    そして、相手の潜在意識を参考にして語彙を選ぶのがIDALDなのです。
    IDALDは、貴方の話し相手である彼女の脳内をサーチし、潜在意識をスキャンします。
    そしてその結果から、貴方との交友関係、対立関係、年齢、
    性格その他諸々の情報を引き出して貴方との会話スタイルを予測します。
    そして更にIDALDは、その時彼女が期待しているであろう回答をも
    潜在意識から推測し、重み付けして回答文章を生成するのです。
    もちろんそれが必ずしも、相手に対して望む回答のフィルタになるとは限りません。
    ですがこのシステムによって、少なくとも貴方が貴方の
    話し相手にとっての“ある程度的を射た"返答を、人間らしく行う事ができるのです。
    もしIDALDが無ければ、貴方の返答は全て「はい」か「いいえ」によって行われるか、
    もしくは無限に表示される選択肢から適切なものを選ぶという作業が発生することになるでしょう。
    さて、本題に戻りますが。
    エリカ氏の選択肢が凶悪であるとか、酷いことを言わされるということは、
    すなわちエリカ氏の潜在意識にその原因があるということです。
    それは彼女がそういった選択肢を望んでいるか、もしくは望まずとも、
    そういった事を言われることを過度に恐れているか、いずれかであると考えられます。
    我々システム側から見れば、彼女の想定している“貴方の答えが期待するものなのか、
    恐れているものなのかまでは判断がつきかねます。
    よって、それが彼女の中で何らかの重大な回答予測であると判断した場合、
    それは素直に選択リストにアップされることになるのです。
     
     
    botもういいです
    ソイルトンオーケー。
     
     
  • 世界進行法のマージ準備に入るソイルトン。
    最後にいつものインフォメーションを残していく。
     
     
    告知
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記録映像 【三戸浜からの手紙<イチャラブ>】

 
 
  • 要約
     
  • イチャラブ側では千羽鶴のことや原初のつばめの語る理想については触れない。
     
     
    原初つばめさて、早速本題に入りますが!
    お楽しみの彼女たちとのラブラブにスーパーサプライズが!
    今回はちょっと視点を変えて、トライナリーから離れてみました。
    たまにはこういうのも気分転換になるかなと思いまして!
    自分でもこれが最後なんだよね…
    原初つばめえ? 最後…ですか?
    よくわかりませんけど、もしかして何か、気落ちしてたりします?
    元気出してください! 今回のはきっと、悩みも吹っ飛ぶと思いますから!
    では早速ですが、まずは準備運動として記録映像を見ていきませんか?
     
     
  • 以降記録映像。後編のソイルトンの内容は何が分岐し、何を集計しているのか説明はない模様?
     
     
     

確認ポイント

 

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確認ポイント番外<原初のつばめの詳細>

  • これまでのエピソードから読み取れる部分だけでも挙げていく項目です。
    また、この情報はリプレイス前のEP29から続く「聖女つばめ」という発症前らしき記憶の中の人物なども含み、
    それらが同一人物であることを前提にしています。(実際には違う可能性もある)
    • 実際のエピソードを振り返ることで見えてくることもあるかもしれません。ここで集めたセリフ群は一部でしかありません。
 
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[Ch.01] 卯月神楽

【再交渉<前編>】 2016/08/30

 
  • 日時と場所
    8月30日 AM 11:05
    情報管理地下にて
     
     
  • ストーリー要約(前編)
     
     
     
    怒る神楽
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  • 海でフェノメノンを壊し、自分を地下に幽閉した理由を千羽鶴へ問う神楽。
    千羽鶴は「あのままでは貴方はどうにもならなかった」と言う。
  • 戦っていれば四人を五体満足ではいられなくさせてしまう。
    隔離しなければ、四人は神楽になんらかの処罰を行うかもしれなかった。
     
     
    千羽鶴そうなれば、貴方は再度発症する可能性もあった。
    …私としては、生きてもらわなければならない。
    彼女たちにも、貴方にも……。
    ……いずれにせよ、フェノメノン中断の理由と……
    共通するということ。納得できたかしら?
    神楽……わかりました。
     
     
  • 神楽からの追及は打ち止めとし、今度は千羽鶴が
    自分から神楽に問いかけを行う。
     
  • 「貴方はなぜ逢瀬つばめを破壊しなかったのか?」
     
     
    神楽たとえ今生きているつばめさんがニセモノだとしても。
    そのつばめさんと一緒に作ってきた思い出は、本物……。
    だからそれは、私が死ぬまで一生残る……。
    私の、大切な思い出として……。
    千羽鶴……。
    神楽わかってくれますか?
    千羽鶴……理解不能。
    貴方はもう少し、頭のいい子だと思ってたんだけど。
    …まあ、いい。
    少なくとも、貴方が契約違反したことには変わりない。
     
     
  • これに反論する神楽。しかし「あのままで本当に破壊できたのか?」と
    問い詰められ反論に窮してしまう。ここでチャットを送ることが出来る。
     
     
    bot契約違反じゃない
    神楽それは前にも聞きましたけど
    でも、どうすれば
    bot私を信じて任せて!
     
     
  • 葛藤が発生し、ココロダイブを行う。
     
     
    ~ココロダイブ~
     
     

【<ココロ編>】

 
 

  • 月神楽がゴロゴロしながら出迎えてくれる。
     
     
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    月神楽今宵の語りもまた、月神楽がお付き合い致します。
     
      
  • 今回は先に葛藤を確認して、その後に作戦会議を行うという。
    「前回はタイミング悪く"お預け"になっちゃいましたしね」とか。
     
     
  • 部屋で寝転がったままシーク完了。部屋からでも行けるらしい。
     
  • いざとなるとビビリな神楽の臆病さを取り除こう! 作戦会議終了。
    それを問いかけると、「ここからが本番ですよっ♪」とか。
     
     
    月神楽さあっ! ○○○○さん、私と――
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    ぴょんこお元気ですか~~~っ! ぴょんこですよっ!
    月神楽は!?
    はいはい、もうメール読み終わりましたか?
    それでは続きを――
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    ぴょんこぴょんこは今、量子サーバーの中とやらを頑張って探索中ですっ!
    RPGみたいで楽しいですよ♪ やくそうとどくけしそうを見つけました♪
    月神楽こっちへ来て一緒に――
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    ぴょんこぴょんこって、わりと宝物見つけるの上手なんですよね~~
    ふふーん、自画自賛ですっ! この調子でとっとと回線の切替をして、
    凱旋しちゃいますよ~~♪
    月神楽……。
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    ぴょんこ光の速さで戻りますからっ、あなたも、首を長ーくして、
    待っていてくださいね♪
    月神楽……もう――
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    ぴょんこ

    スキ


    月神楽――もういいです。扉に行きましょう。
     
     
    月神楽それじゃ久しぶりになりますが、ココロの葛藤処理、お願いしますね。
    botまた今度ゆっくり聞かせてくれ
    月神楽それは、お誘いと受け取ってもよろしいですか♪
    botもちろんです
    月神楽ふふふ~。
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  • なんかいい雰囲気で終わると思われたが、
     
     
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  • ぴょんこに異常があったことを月神楽に伝えようとするが、
    気づかれずにスルーされてしまう。
     
     
    ~バトル~
  • バトルタイトル「親睦会<表層><深層>」
     
     

【再交渉<後編>】

 
 
  • ストーリー要約(後編)
     
     
    再交渉開始
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  • 千羽鶴にbotの存在が気づかれないよう、脳内に直接メッセージを送る。
     
  • 「千羽鶴が先に契約違反をした」という提示から開始。
     
     
    神楽そもそも契約自体が既に無効なんです。
    まあ、百歩譲って私がつばめさんをあの短時間の間に…
    破壊しなかったことが、契約違反であるとしても。
    それより前に、契約は反故にされていたんです。
    貴方の手によってね。
    千羽鶴…………。
    神楽どうですか?
    千羽鶴……確証は?
    私が逢瀬つばめのセルフクランだというのなら……。
    それを決定づける裏付けは?
     
     
  • ここで「今はありません」とメッセージを送れる。
    少し動揺する神楽。だが続けて口に出して行く。
     
     
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    神楽い、今はありません。
    千羽鶴裏付けもないのに、私が逢瀬つばめのセルフクランだと?
    神楽それでも尚、裏付けが必要ならば……。
    ウソだと証明されたときに倍返しするという契約に再契約するのも有りですが?
    千羽鶴…………。
    神楽どちらにせよ、貴方は私が動かなければ困る。
    私も母を人質に取られているようなものですが……。
    それは最悪、彼らであっても。
    果ては第三者であっても……。
    技術的要件を満たせば対処は可能なんです。
    千羽鶴えっ!?
     
     
    • 分岐補完【管理庁のエージェントは嘘】の場合
      神楽…あの、私が契約を違反したと言いましたよね?
      千羽鶴ええ…事実。
      神楽だとしたら、貴方はもっと前に違反してますよね?
      あなたは管理庁のエージェントではなくて…。
      本当は、情報管理庁の長官ですよね?
      ウソをつかない…。これは契約時の条件でしたよね?
      なので、そもそも契約自体が既に無効なんです。
    • 途中まで同じ内容。
      千羽鶴(…………。)
      神楽どうですか?
      千羽鶴東雲隊長あたりから聞いたのね。
      正直、その点についてツッコまれるとは思わなかった…。
      神楽…契約違反ですね。
      千羽鶴けれども実際は、貴方は私の力が必要。
      母を元に戻すために、私の力は絶対に必要なはず…。
      だから、契約を破棄して困るのは…。
      卯月神楽、貴方の方でしょう?
    • 神楽に直接メッセージを送る流れは同じ。botの言う通りに伝える。
      神楽…困るのはあなたも同じですよね?
      千羽鶴(…………。)
      神楽どちらにせよ、あなたは私が動かなければ困る。
      私も母を人質に取られているようなものですが……。
      それは最悪、彼らであっても。
      果ては第三者であっても……。
      技術的要件を満たせば対処は可能なんです。
    • 大筋の流れ自体はどちらのウソでも変わらない模様。(以上もう片方の分岐補完でした。)
       
       
  • 神楽には代替策があり、千羽鶴には神楽しかいない。
    この状況で契約が無効になっていれば神楽が有利。
     
  • 神楽自身も初めて知る情報だったが、乗りかかった船だと
    この話を押し通していく覚悟を決める。
     
     
    神楽いえ、正確には最初から私のほうが立場が上でした。
    けど、私もよりベストな解決を目指していました。
    なので、貴方の契約に同意したまでです。
    ……けど、クオリティを問わなければ……。
    私には、他にも選択肢があるんです。
    千羽鶴…………。
    神楽だから千羽鶴、私と結婚してください…。
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    7b4d7100ea3f71bd1f7ad1f82e0bed2b.png
    ♪ ドジッ子しらけどり
      
     
  • もちろん千羽鶴にbotの存在を感づかれる。神楽のスマホを
    「ログは残した状態で返す」約束で、botとチャットするために借りる。
     
     
    千羽鶴また。本当に貴方はどこの○○○○?
    bot千羽鶴が知ってる○○○○です
    千羽鶴いえ、貴方は私の知らない○○○○
    だって
    私がコンタクトを取った○○○○ではない
    botいや、千羽鶴がつなげた○○○○だよ
    751bdf88a9c48e382003620924635544.png
    千羽鶴なるほど
    私の遙か先を行く観測者の○○○○であると
    botご想像にお任せします
     
     
  • これを踏まえて、千羽鶴は「考える時間がほしい」と申告。
    神楽は(リプレイス前と異なり)帰宅することができたという。
     
     

【再交渉<分岐差分:イチャラブ>】

 
  • 日時と場所
    8月30日 9:44 AM
    情報管理庁庁舎にて
     
     
  • ストーリー要約(デイドラ前編)
     
  • 依然として世界選択ルートとは別のデイドラを参照するイチャラブルート。
    今回は長官としての千羽鶴をメインにしているらしい。
     
     
  • 重要と見られる後編の一部のみ記載します。
     
    千羽鶴そうでもない。悲しむ未来が来る確率はさほど低くない。fa81dfc272faf1ac56fbf4b7fc060b4c.png
    私はクランであって、総意である人間じゃないから。
    だから、総意である逢瀬つばめが私を否定した場合――
    私は簡単に取り込まれて考えを是正されるか、消去されるかもしれない。
    貴方が本当に未来から来たなら、他の子でそんな事例も見ているはず。
    だから、もし私が私じゃなくなったとき、貴方がそれを悲しむなら、
    逢瀬つばめのココロアドレス       に迎えに来て。
    そこには私が生まれる所以となった、私の誕生にまつわる記憶がある。
    そこで貴方は、私と再会することができる。
    自分それって、言っていいことなの?
    千羽鶴クランの心臓を渡すのと同じくらいの行為。
    だから、他の誰にも絶対に喋ったらダメだから。
     
     
  • 向こうの世界の誰かに言うのではなく、総意の間で共有する文には
    問題ない・ep21の様子を見て共有しないリスクも高いと判断して掲載しております。
    (2018-05-09 現在)
     

神楽Extra

  • ヒメゴトチャット「第三次大惨事」
 
  • ヒメゴトチャット「バナナブレッドの」
 
  • ヒメゴトチャット「フランネル」
 
  • ヒメゴトチャット「文学少女はじめました」
 
  • ヒメゴトチャット「野良メイドを拾ったんだが…」
 
  • ヒメゴトチャット「溢れんばかりのアレ」
 

確認ポイント

 

+  クリックで展開

補足

エピソードタイトルの元作品、共通する要素など

 

エピソードタイトルの変更点

 
神楽チャンネルでの変化
三戸浜からの手紙 → 桜田門からの手紙
 
 
 

 

 


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Last-modified: 2021-08-09 (月) 18:49:19 (994d)