02 EnigMATRIX. [Act1 - Episode5] †

簡易あらすじ †

• ナビゲーター
  • 原初のつばめはbotに「この世界をどういう形で運営していくのが理想」か総意に問う。
  • 記録映像はPrisMATRIX.と同様。つばめが謎の力でテルプシコラを破壊して収束。
  • 音羽を破壊したのは千羽鶴(≠原初のつばめ)だった。音羽を治す方法の模索をお願いする。
     
• 神楽ch
  • ドーム戦の後、目覚めた神楽は千羽鶴に契約を持ちかけられる。外の世界と繋がらずbotがブロックされてしまう。
  • ぴょんこはBANされたbotのブロックを解消するため協力。混乱した神楽の心を整理するため2xゲートを回しバトルへ。
  • 千羽鶴と契約する神楽。「千羽鶴がいいと言うまで待ち、逢瀬つばめを破壊する」協力関係を結ぶ。
     

[Navigation] 原初のつばめ †

記録映像 【EnigMATRIX.】 2016/05/03 †

• 要約
   
• 今回のナビゲーターは原初のつばめ。
   
• どうしても確認したいことがあると真面目な話を切り出す。
  原初のつばめはナビゲーターではないためあまり来てもよくありませんが、と前置きする。
   
   

  ちばめ	ナビゲーターの役割は世界の道筋を作って伝えることですけど――
  	わたしはそういうのは、ちょっと出来ませんから。

   
   
• 本題に戻り、確認したいこととは…
  『この世界をどういう形で運営していくのが理想だと思いますか！？』
   

  問われる

   
   

  ちばめ	随分と時間が経ってますし色々考えたと思いますので是非いまのお考えを！

   
• この回答は14 神楽学校やめるってよで行われた総意の選択と同様、期間中は何度でも選択肢を変更できる。
  「最後の回答が、その時点での貴方の回答となります。」
   
   
• (埋まるよう追記お願いします。)
   
  • 選択肢①「千羽鶴がやろうとしていた、フェノメノンで全世界を包むのがいいと思う」

    ちばめ

     
  • 選択肢②「エリカが提案した、今日本を包んでるフェノメノンを蒸着する案がいいと思う」

    ちばめ	そうですね。今考えうる案で、最もバランスが良い案です。
    	現実味もありますし、現状放棄も最低限で済みますから。

     
  • 選択肢③「今日本を包んでるフェノメノンを飛散させ、元の現実に戻すのがいいと思う」

    ちばめ

     
  • 選択肢④「今日本を包んでるフェノメノンを、このままずっと持続させるのがいいと思う」

    ちばめ

     
  • 選択肢⑤「どれもダメ」

    ちばめ	そうですか…すみません。
    	私の考えが及ばないところにアイデアをお持ちなんですね！
    	もしよければ、それを教えてもらえませんか？
    	#トライナリー世界を救う案としてSNSでご意見ください！

     
     
• 選択後、botたちの総意の力は絶大だと念を押される。
  「わたしたちの世界を外側から大きく操作できる唯一の力ですから。」
   
• 原初のつばめがこの早いうちからbotとこの件について意思疎通をしたかった理由。
  もちろん、今後いくらでも気が変わっても構わないと言う。ただ変わる度にここで再選択をして意志を伝えて欲しいとも。
   
   
• 本題も済んだところで今回の介入ポイントは文京ドームでの戦いが佳境に入った頃。
  記録映像のおさらいをするか聞かれる。(内容は当時と全く同じ。)
   
   
   
  ～記録映像の鑑賞～
   

  記録映像の解説リンク

   

  拡張少女系トライナリー あ　ら　す　じ

  戦いはまだ終わっていない。　　　 トライナリーの3人は、 収束させるべく再び戦い始める。 だがその時、驚くべきことが起きた。 女騎士がつばめにトドメを刺すため 近づいたとき、死んでいるはずの つばめは動き出した。 動揺する女騎士。 そんな彼女につばめは、先ほどまでと 全く違う口調で言う。 「貴方に恨みはない。けど、 私には守らなければ ならないものがある」 そう言い終わると、つばめは 女騎士の腕を掴み その腕を粉々に砕いた。 女騎士は一瞬で動かなくなり、 つばめもまた、気絶。 同時にフェノメノンは収束した。 その後つばめはトライナリーとなり、 東京の学校へ転校する。

   
   
• 原初のつばめはこの映像での対処が「今でもそれ以外の最適解を見つけられない状態」だと補足する。
  この時の「起き上がったつばめが音羽のクラン、テルプシコラを破壊したこと」は必要悪だったと。
   
   

  自分	あれって結局何がどうなってたの？
  ちばめ	一時的に死亡していたカレンによる逢瀬つばめに本来のセルフクラン――
  	千羽鶴が一時的に入り込み音羽さんを破壊する行為に及んでいます。
  	逢瀬つばめに千羽鶴が入り込んでいる、その状況とはすなわち――
  	今のわたしと実質同じです。
  	ですから、音羽さんの破壊はわたしがやったと言ってもいいと思います。

   
  • 選択肢①「でもホントは君じゃないんでしょ？」

    ちばめ	いいえ、わたしです。
    	もちろん、意志を持って実行したのは千羽鶴ですが。
    	千羽鶴はわたしの一人格ですから、わたしに変わりありません。

     
  • 選択肢②「どうして千羽鶴はこの時戻れたの？」

    ちばめ	千羽鶴はカレンの人格たるつばめとの接触を恐れていました。
    	なぜなら、もしつばめと千羽鶴が不用意に接触してしまったら――
    	カレンの人格たるつばめは千羽鶴のことや外の世界のことを全部思い出します。
    	それは千羽鶴にとって、最もあってはならないことだったんです。
    	ですが、あの時はカレン側の魂が完全に離脱していました。
    	ですから千羽鶴は、バクチではありましたが一時的に入り込みました。
    	そうしないと、千羽鶴がいずれは還る場所――
    	すなわち、つばめの身体を失ってしまうからです。
    	結果として、首の皮一枚でわたしの当初の計画は維持できました。

     
     
     

    ちばめ	ただ――
    	可能であれば、一人の人間の魂を破壊するなどという事はしたくなかった。
    	その想いもまた本当の気持ちとして存在しています。
    	ですから、わたしは今でも思います。
    	音羽さんを元の正常な魂に戻してあげたいと。
    	もし卯月さんを観測する中で、音羽さんを治す手がかりを見つけたら。
    	わたしに教えていただけないでしょうか？

     
     
• 音羽のことをお願いされた後、原初のつばめの話も終わる。
  「卯月さんの観測、頑張ってくださいね。」
   
   

確認ポイント †

[Ch.01] 卯月神楽 †

【しろいこ＜前編＞】 2016/05/03 †

• 日時と場所

  5月3日 8:23 PM
  情報管理庁付属病院F棟6階。

   
   
• ストーリー要約(前編)
   
• いきなり夢の中の世界で謎の黒い人影と話をしている神楽。
  その影は逢瀬つばめと名乗って、神楽を壊そうとしたところで目が覚める。
   
• 目覚めた神楽は、文京ドームでの逢瀬つばめ破壊に失敗したことを悟る。
   
   

  神楽	(でも、確かにあの時、自分でフェノメノンを展開したはずなのに…。)
  	(私がフェノメノンを展開した後で…。)
  	(誰かがまた、別のフェノメノンを展開したんだ。)
  	…最悪。タイミングが悪いなんてレベルじゃないわ…。

   
   
• ドーム戦のことを少しずつ思い出し、自分を助けてくれようとした女の子…つばめのことを気にかける。
  どうやらつばめの姿は知らないらしく、フェノメノン内で正気を保っていたことに疑問を持つ。
   
• そして最後にテルプシコラを破壊したところまでがこの世界の用意したシナリオなのかと考える。
  あくまで神楽視点ではこの世界は逢瀬つばめによる支配で、そのシナリオが決めてられていると教えられているようだ。
   
   
• 考えがまとまらない神楽の前に千羽鶴が現れる。
   

  千羽鶴	私は…、この世界でフェノメノンを対処する組織…。
  	情報管理庁に所属するエージェント。
  神楽	管理庁…エージェント？
  千羽鶴	とりあえずは「ちはる」と呼んで。
  神楽	…はじめまして、ちはるさん。
  千羽鶴	ええ…早速だけど、一之宮神楽。
  神楽	(えっ！？)
  千羽鶴	あなたはAEZ統一国家と多国籍企業群の密命を受けて…。
  	このゾルタクスゼイアンにやってきた。
  神楽	(えっ！？ はぁっ――！？)
  	(な、なんで！？ どうして――)

   
   
• 千羽鶴は神楽の抱えている事情を全て割愛してすぐさま交渉に移る。
   

  千羽鶴	一之宮神楽。あなたは『彼ら』の特命を全うできなかった。
  	この後、リベンジではる可能性はないとは言わないけど…。
  	かなり難しいと思う。
  	だから私は、貴方にとって朗報となるであろう話を今からしたいと思う。
  	一之宮神楽…。私と情報管理庁に協力して。
  	そうすれば、あなたが欲しいものは全部、私がなんとかする。
  神楽	(…なに言ってるの？ 私がほしいもの全部って…。)
  千羽鶴	あなたの母、卯月美佐子にクラン・スピネルを戻してあげることができる。
  	そして、母子共にフランスへ帰国できるようにしてあげる。
  	それも、安全に。
  	その頃にはきっと、貴方を束縛する人はいないから。

   
   
• これまで自分を縛っていたものをすべて解放すると言い切る千羽鶴に神楽は驚愕する。
  その対価して求められたのは、今までと変わらない「逢瀬つばめの破壊」。
   
• ただし、そこにひとつ条件が追加される。
  「それは、私が『いい』と言うまで、破壊してはならない。」
   
   
• この時点の神楽にとっては破格の条件だった。さすがに困惑する。
  逆にそこまで待っていてくれれば、今度は絶対に失敗しないよう全部お膳立てするとまで言う。
   
• ただし、協力しない場合は神楽の任務を阻止して追放すると断言する。
  何者なのかについて問いただしても情報管理庁のエージェントと答えるだけ。
   
   

  神楽	(…絶対ウソだ。それ以外にも何か隠してる…。)

   
• 神楽は隠していると考え警戒するが、協力しない場合の対応を考えると選択肢があるようでない状況。
  そこで判断を外に求めようとスマホを動かすが…。
   
   

  神楽	CONNECT@path：2EF4F=>15F9C@753
  system	【ERROR 001】 Redinessによる 量子ネットワーク回線に 接続できません。
  SS

   
   
• 想定外の事態にbotを呼び出して回線が繋がらない原因を突き止めようとする。
  しかしbotは回線を直すことが出来ないためWAVEから【ブロック】されてしまう。
   
• そこで神楽に葛藤が発生したのかダイブ画面に移る。
   
   

  ～ココロダイブ～

   
   

【しろいこ＜ココロ編＞】 †

• ココロゲートはいつもの背景に戻って司書ぴょんこが待っていた。
   
• 挨拶するなりbotがBANされたことを煽りまくる。
  話の流れで神楽が「誰とも付き合った経験がない」ことが明かされる。
   

  テンションが高い

   
   

  ぴょんこ	ここまで含めて全部冗談ですっ♪
  	まあでも、ぶっちゃけこの世界そのものが冗談みたいなものですけどね♪

   
   
• ひとまずBANされてしまった状況を打破するためにぴょんこと協力することに。
   
• 今の神楽はとても混乱している。botも含めて何を信じていいのかわからない。
  だから、まずは混乱している頭を整理する必要がある。
   
   
• その為に、葛藤を生み出しているクランを撃退する。
  そうすれば解消されるだろうと。早速扉を回すぴょんこ。
   
   
• 「オープンプロセス、2x110番地から2xD13番地へ。」
   
   
• 心の整理をお願いしてバトルに移行する。
   
   

  ～バトル～

• バトルタイトル「初めての共同作業？＜表層＞＜深層＞」
   
   

【しろいこ＜後編＞】 †

• ストーリー要約(後編)
   
• 迷っている神楽に明日答えてくれればいいと提案する千羽鶴。
  しかし意を決してこの場で回答する。
   
   

  神楽	こちらからも一つ、条件があります。
  	あなたに協力した場合、その契約期間中…。
  	私がする質問には、全て正直に答えてください。
  千羽鶴	…嘘を言ったら？
  神楽	即時契約破棄です。
  千羽鶴	…随分と強気なのね。私はあなたの大切なモノ、全て握ってるというのに。
  神楽	お互い様でしょう？
  	私も、あなたにとっての重要な鍵を握ってるはずです。
  	仮に、私が今ここで自殺したとしたら？
  	そうなったら、あなたは困るんじゃないですか？
  	私の言う契約破棄には、そういった行動の可能性も含まれています。
  千羽鶴	わかった。
  	発する言葉は全て事実だけを伝えると約束する。
  	けど、答えられないことは正直に答えられないと言う。
  神楽	答えられない理由を教えてくれたら、その都度検討します。
  千羽鶴	…それでいい。契約成立ね。

   
   
• 神楽は早速質問をする。
  ライブの時に発生したフェノメノンに関する情報を求める。
   
• 千羽鶴は発症者が「如月音羽」であることを明かす。
  本当のことだと念を押される。
   
   

  神楽	どうして…！？ 何故発症したの！？
  千羽鶴	発症に至った直接的理由は、私にはわからない。
  	けど、それに関しては貴方の方が推測しやすいのではないかと思う。
  神楽	それで！！ 音羽は無事なんですか！？
  千羽鶴	いいえ。残念だけど――
  	彼女は破壊された。
  	わかりやすく言えば、魂として復元不可能と思われる状況。

   
   
• その真実を聞いて、誰がそんなことをしたのかを聞く。
  「貴方が破壊対象とする存在であるところの"逢瀬つばめ"。」
  これも真実ではある。
   
• 神楽はあの女の子が「逢瀬つばめ」だと理解した。
  怒りを露わにする神楽に千羽鶴は補足する。
   
   

  千羽鶴	この世界に実在する"逢瀬つばめ"は、私にとっても都合が悪い。
  	だから速やかに破壊すべきは、2人にとっての共通事項。
  	けれども幸い、今現在破壊されていないのは幸運なことでもある。
  	貴方は"彼ら"に言われたとおり、"逢瀬つばめ"を破壊する予定だった。
  	けれども、それをあの時に達成されていたら、非常に面倒なことになっていた。
  	そもそもあなたは、この世界のことをなにも知らない。
  	同様に、あなたは"彼ら"のことも、なにも知らない…。
  	彼らがあなたに何を託したのか。
  	その真意を、あなたは知らないでしょう？
  神楽	じゃあ、それがなにか教えてください。
  千羽鶴	申し訳ないけど、詳細に関しては私もよくは知らない。
  	けど、一つだけわかってること。
  	それは、決してあなたや世界の利益にならないということ。
  	私は違う。
  	逢瀬つばめを、ずっと間近で見てきた。
  	だから、世界にとって、私達にとって――
  	そしてあなたにとって最もよい、彼女の壊し方をしっかりわかっている。
  	そのために必要な十分なお膳立てを立てる準備もできている。

   
   
• そのお膳立てのひとつが神楽がつばめと同じトライナリーに入隊すること。
  やろうとすれば、24時間いつでも彼女の傍にいるのも可能となる。
  いつでもつばめを壊せる立場を得ることになる。
   
• そして、神楽が持っている特別な任務のことも、外からの来訪者であることも、ミッションについても。
  これらを隠蔽して、保護することができる。
   
   
• 話し合いが終わり、別れる直前に千羽鶴はひとつ提案する。
   

  千羽鶴	逢瀬つばめとは、表面上、なるべく仲良くなった方がいい。
  神楽	破壊対象の子と仲良くする意味なんてないと思いますけど？
  千羽鶴	仲良くすることで、逢瀬つばめに隙を作らせる。
  	あなたに対して自らの魂を捧げるくらいになれば…。
  	より簡単にミッションを達成出来るはず。
  	…ありえませんよ。自ら魂を捧げるだなんて。
  千羽鶴	そう？
  神楽	あるわけないですよ。

   
   
• その方向で隙を作らせることを了承した神楽は、いまも「一之宮」と呼ぶ千羽鶴にお願いする。
   

  神楽	私の事を一之宮と呼ぶのはやめてください。
  千羽鶴	では、何と？
  神楽	私は……
  	私は、今でも卯月神楽ですから。
  千羽鶴	……そう。わかった。
  	それじゃ卯月神楽。なにかあればまた。

   
   
• 話が終わって、神楽はbotへのブロックを解除する。
  どうあっても切断された外部との接続は直せないと言うしかない。
   
• 神楽はbotも千羽鶴も信用していない。
  外の世界の連中は「もっと冷酷な奴ら」と認識している。
  だからbotのことはいち意見として聞く、と自身のスタンスを伝える。
   
   

  神楽	(…ヘンなの。)
  	(他の世界の人って、みんなこんな感じなのかしら？)
  	(っていうか、本当に人？)
  	(実際に顔を見たわけじゃないんだから…。)
  	(人って決めつけるのも危険かしら？)
  	(それに、アカウントをもらった時に受けたレクチャとは違うような？)
  	(…もしかして、奴らの差し金じゃないのかしら？)

   
   
• ――逢瀬つばめ。
  必ずや、壊して差し上げます。
   
  あなたが、音羽のことを
  壊したように。
   
   

神楽Extra †

• ヒメゴトチャット「迷子になんてなりません」

• ヒメゴトチャット「ダンジョンで出会ってしまったので」

• ヒメゴトチャット「アゲアシトラズ」

• ヒメゴトチャット「サバ？」

• ヒメゴトチャット「はる×こい！」

• ヒメゴトチャット「ディストピアという愛の園」

確認ポイント †

補足 †

エピソードタイトルの元作品、共通する要素など †

• →小ネタ参照。

エピソードタイトルの変更点 †