原初つばめ | いえ。今回に関しては、結果論として必然的にそうなったまでです。 | |
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第一これは総意を取る為の投票ではありませんから、比率は意味がありません。 |
それ故に、わかりやすいサンプルとして使ったに過ぎません。 |
あくまで例題ですね。それでは本題に戻ります。 |
この質問においては、わたしからすれば本当に公平な希望聴取でした。 |
ストレスのない関わり方をして欲しいという気持ちだけで起案しています。 |
ただ、結果としてはこの割合比率は予測していました。 |
ですから、この結果は狙って得たわけではありません。 |
では何故この選択の結果について話をしているのか。 |
それは、世の中における調査や投票といった類のものが―― |
公平な土壌で実施される等あり得ないということをお伝えしたかったのです。 |
今回のサンプルは、この優劣によって今後を決めるものではありません。 |
ですが仮にこれが、多数決で今後が決まるものだった場合―― |
それこそ出来レースです。 |
いえ、意図的に地固めしていたと言われても、おかしくありません。 |
世の中には、意図的に事前のお膳立てをした後で決を採る事があります。 |
いえ、むしろ世界を動かす重要な投票案件では、ほぼやっていると言っていい。 |
これは民主主義におけるセキュリティホールと言っても良いでしょう。 |
なぜなら、投票という行為は、それ自体が公平性の象徴だからです。 |
多数派となる人達は、投票の実施だけで満足してしまうことが多いですね。 |
逆に、世界を動かす立場で考えた時、これを巧みに操ることは重要です。 |
もっと具体的に言えば、この選択において―― |
あなたが世界に関わる選択をする事が、私だけの利益になるならば。 |
このタイミングにこの投票を実施するのは、とても狡猾です。 |
なぜならそれはあなたも考えたとおり、選択の余地が無いからです。 |
ですから、今後このOSもしくはあなたの現実で、何かの投票に参加する時― |
裏を予測してみると、主催者の意図が見えて面白いかもしれません。 |
場合によってそれはあなたを救うこともあるでしょう。 |
是非、いろいろと想像を膨らませてみてください! |