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bot | 月神楽との戦いは大丈夫だったの!? |
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ぴょんこ | 痛っ!!! |
心の傷を抉るときは優しくお願いしますねっ。 | |
結論からお話しますと―― | |
すみません、ぴょんこ負けました…。 |
bot | 先に教えてくれれば |
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ぴょんこ | 先に知っていれば…。 |
『ぴょんこは最強の杖を見つけた!』 | |
『ぴょんこは最強呪文を唱えた!』 | |
『杖が違います』 | |
わかりますかっ! この感じ! | |
bot | わかりみ |
ぴょんこ | ![]() |
わかりみを共有できて嬉しいですっ! |
拡張少女系トライナリー あ ら す じ |
千羽鶴を追い詰める真幌。 しかし真幌が千羽鶴を撃つよりも先に、 何者かが千羽鶴を撃ち抜いた。 咄嗟にその存在を撃つ真幌。 だがその存在からは逃げられてしまう。 トライナリーたちは皆、ようやく立ち上がる ことができるようになる。その中に佇む神楽。 彼女はアーヤ、ガブリエラ、みやびに一人ずつ 謝罪をする。そしてつばめのもとへと向かい、 その身体を抱きしめるのだった。 刻は経ち、神楽坂トライナリー劇場。 目を醒まさないつばめを看病する神楽。 そんなある日、ようやくつばめは目を醒ます。 「怖い夢を見ていた気がするけど、 神楽ちゃんが傍にいてくれるから――」 そう言って神楽を抱きしめ泣きじゃくるつばめ。 同じく劇場では、真幌がエリカと話をしていた。 目の前には治療中の千羽鶴がベッドで眠っている。 千羽鶴は奇跡的に助かった。エリカはそれを 神楽の歌の力だという。けど、何も解決はしていない。 それが真幌とエリカの結論。 けど、その為に私たちがいる。 FreyMENOWのライブ。それを応援するつばめ。 都庁前でのお祭りで、人形劇を披露するアーヤと ガブリエラ。そして劇場を護るみやびと 沢山のクランたち。平和な日常は続く。 そんな中、アラートが鳴り響いた。 フェノメノンの発生である。 彼女達は出勤するのだ。トライナリーとして、 その任務を全うする為に―― |
ちばめ | 貴方の提示していた希望は、主に以下のようなものでした。 |
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『可愛いつばめと千羽鶴を何とかして残した状態で』 | |
『世界の統治方法に関しては、原初のやりたいようにやらせてあげて』 | |
『千羽鶴たちに会えなくなるのは辛い』 | |
『エリカはちゃんと人間として生活して欲しい』 | |
ですよね? | |
その結論として、わたしがライフギャザーの全てを掌握し―― | |
まず手始めに、エリカさんの暗号鍵を抹消しました。 | |
bot | なんてことするんだよ! |
ちばめ | エリカさんの為なんです。 |
あの人は、無私の心が強すぎて、自分の命を軽く見過ぎですから。 |
ちばめ | わたしは、自分がとても不器用だと自覚しています。 |
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ですから、今回のことであなたに恨まれる事は解ってます。 | |
ところで。 | |
あなたは、千羽鶴が言っていた言葉を覚えていますか? |
ちばめ | 選択とは、何かを得る代わりに、何かを失うこと。 |
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その失うものが、貴方にとって無価値なものであれば、それは幸せなこと。 | |
そして―― | |
今回貴方が要求したアウフヘーベンによって、貴方の失うものが、 | |
無価値なものであるといいですね…と、彼女は言いました。 | |
……。 | |
わたしは、貴方に対しての約束は必ず守ります。 | |
貴方が願った条件は確実に叶えてみせる、と。 | |
そんな気持ちで、今ここにいます。 | |
ですが。 | |
貴方から特に言及のなかった「失うもの」については―― | |
わたしの独断によって、何にするか、決めさせていただきました。 |
ちばめ | それが貴方にとって、大切なものかどうかは、わたしには解りません。 |
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ただ、先ほどもわたしがお話したとおり。わたしにとっては―― | |
『こんな簡単な解決方法があったんだ』と思うほどに基本的な策であり、 | |
貴方にとっても、決して…… | |
悲しい思いを、させる、 | |
…ことはないものと考えています。 |
クリックで展開 |
神楽 | ここは夢なのでしょうか? |
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それとも、さっきまで観ていた廃墟が夢? | |
私は今、何処を彷徨っているのでしょうか。 | |
それはただ、彷徨っていると思い込んでいるだけなのでしょうか | |
bot | この世はすべて幻 |
神楽 | 確かに |
魂という存在からすれば、それ自身がただ一つの現実であり | |
その周りに作られたものは全て、幻かもしれませんね |
神楽 | でもよかったです |
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この家にいられて | |
そして | |
あなたがいつも通りでいてくれて |
神楽 | 楽しみにしていてください!!! |
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だってこの歌は | |
どうしてもあなたにずっと持っていてもらいたいものだから | |
ね |
神楽 | …は? 長官が……? |
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はぁ…… | |
アイツまた…… |
ぴょんこ | みなさーん、今日も元気にやってますかっ! |
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真幌 | はっ! 皆気を引きしめて、任務に取り組んでおります。 |
ぴょんこ | ぴょんぴょん。 |
真幌 | …長官。何か、大きな問題が発生したのでは……? |
ぴょんこ | そうなんですっ! 今、大変な問題が発生していまして。 |
長官直々に司令を出しに来たぴょん! | |
真幌 | …承知しました。 |
隊員一同、如何なる激務も身を粉にして遂行する所存です。何なりと。 |
ぴょんこ | ぴょん!! では今回の任務を伝えるぴょん。 |
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最近世界に潤いが足りないぴょん。 | |
真幌 | ……はぁ。 |
ぴょんこ | そこで! 特別攻撃隊は、率先して世界に潤いを作るべく! |
![]() | |
ぴょんこ | 今から隊員同士でキスチケジャンケンをしてください!! |
~ココロダイブ~ |
ぴょんこ | ……っと!! |
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そんな話をしている場合ではありませんでした! | |
ぴょんこ達にはまだ1つ、ミッションが残ってるんですから! |
bot | でも、元に戻したらぴょんこは…… |
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ぴょんこ | 冗談は顔だけにしてください。 |
ぴょんこの願いは、神楽と美佐子の幸せな日々なんです。 | |
やっと全ての障害がなくなり、鍵もギャザも手に入れて! | |
もう、後は処理するだけで元に戻るっていうのに! | |
あなたは、ぴょんこの夢を打ち砕く気ですかっ!? |
~バトル~ |
bot | 何をするの? |
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つばめ | アウフヘーベンです。 |
もう一度、状況をよく整理しますね。 | |
1・可愛いつばめと千羽鶴が共に存在すること。 | |
2・わたしが世界を変えることを容認すること。 | |
3・エリカが人として生き続けること。 | |
4・わたしが作った平和な日本を温存しておくこと。 | |
そして、わたしが鍵を得ると1と4が。 | |
エリカが鍵を得ると2と3が、それぞれ実現できないわけです。 | |
ではどうすればアウフヘーベンできるのか。 | |
わたしがエリカの行動を阻止した上で―― | |
残りの問題となる1と4を自己解決すれば全て丸く収まりますね。 | |
すなわち単刀直入に言えば。 | |
もう一度わたしが可愛いつばめと千羽鶴を産みながら―― | |
フェノメノンを展開し、蒸着すればいい。 |
ちばめ | 究極の対処問題は、貴方の千羽鶴をどうやって保存するか。 |
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それを今からわたしがわたしなりの方法で解決します。 | |
ココロ的な問題で言えばまごう事なきアウフヘーベンです。 | |
問題は、貴方がこれをすっと受け入れることができるかどうか。 |
ちばめ | ありがとう、千羽鶴。これでわたしは貴方とひとつに戻ることができた。 |
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そして――ありがとう、○○さん。わたしの我が侭を、最後まで見守ってくれて。 | |
必ず――必ず、素敵な世界を創造してみせます――。 |
みやび | (しっかしまあ、まっこと世の中、何が起こるかわからんね。) |
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(えい方向に進みゆううちは問題ないけんど……。) | |
……。 | |
そういえば、ガブちゃんは決着ついたがやろか? |
みやび | (うちも、任務から解き放たれてから、かなり落ちついたけんど。) |
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(なごちゃんの事だけは、いずれ決着をつけんといかんきね。) | |
(まあ、それでも――) | |
(世界は変わりつつある。それはまごうこと無き事実や。) | |
(願わくばそれが、ウソでも作り話でもなく。) | |
(唐突に夢から覚めるように消えてしまう事のない、変化であることを願う。) | |
……。 | |
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(のう、○○よ。) |
真幌 | 長官。こんなところにいらしたんですね。 |
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千羽鶴 | 東雲隊長。 |
真幌 | はい……。 |
千羽鶴 | わたしは、ずっとずっと、夢を見ていた気がする。 |
真幌 | 夢ですか。 |
千羽鶴 | そう、夢……。 |
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千羽鶴 | その夢は、どこか希望に満ちていて、絶望で覆われていた。 |
希望は幻だったけど、絶望もまた幻想だった。 | |
そして、希望も絶望も無くなって、残ったものは―― | |
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真幌 | 未来ですよ、長官。 |
千羽鶴 | ……。 |
そうね。 |
千羽鶴 | ねえ、東雲隊長。 |
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…いえ、東雲先生。 | |
真幌 | ……は? |
千羽鶴 | また昔のように、いろんなことを教えてほしい。 |
真幌 | いえ、お言葉ですが、私は長官に何かをお教えしたことなどは……。 |
千羽鶴 | ……そうね。それじゃ―― |
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千羽鶴 | これからどうぞよろしくお願いします、東雲先生。 |
この世界の源を作った、あなたの教えに、感謝しています。 | |
そして―― | |
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ソイルトン | (ソイルトンのことば.txt) |
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ソイルトン | …おっと。少々言葉が過ぎましたね。語りすぎてしまいました。 |
これで本当に、私とのコンタクトは最後になるでしょう。 | |
最後に、お餞別代わりと言っては何ですが、私からあなたに、ささやかなプレゼントを贈らせていただきたいと思います。 | |
それは、もっとも多くの総意が望んだ未来の、およそ数カ月後の様子を描いたデイドラです。 | |
これは計算するために、およそ1ヶ月程度の時間がかかります。辛抱ならないかもしれませんが、どうぞ気長にお待ち下さい。 | |
それでは、いよいよお別れです。 | |
○○、ありがとう。 | |
貴方がいつまでも人間らしく輝き続け、その輝きが世界を照らし続けますように。 | |
貴方と貴方の世界に素敵なココロの旅を。 |
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神楽チャンネルでの変化 |
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フェノメノンの空に → 青と白を混ぜた絵の具の空に |