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ソイルトン | 連続でセッティングされる怒涛の"パラメトリック理論に基づく世界進行法"ですが、 今回は併走して2件の観測確定を設定されておりました。 |
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1つが「千羽鶴を助けに行くのか否か」であり、 もう1つが「つばめの残留思念をぴょんこの所に連れて行くか否か」です。 | |
今回の特筆すべき点としては、棄権票があり得ない程に多かった点が挙げられます。 | |
もちろん、違法性はありません。 ただ、普段棄権票というものは殆どありませんので、ここまでの数になると目立ちますよね。 | |
なにはともあれ、早速いつも通り、細かい集計結果を見ていきますが。 | |
その前に、○○の選択とその有効性に関する最終的なチェックを走らせたいと思います。 | |
2つの結果が正常に表示されていれば、あなたの票は有効に機能しているということになります。 |
ソイルトン | それでは次に、2つめ「つばめの残留思念をぴょんこの元へ連れて行くか否か」の結果です。 |
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(下図参照) こちらはこのような結果となりました。 90.5%の人が、連れて行くという選択をしています。 | |
![]() | |
これらの結果を踏まえて、今後の未来の進行としては、以下のような形に収束することとなりました。 |
ソイルトン | 【千羽鶴を助けに行く】 【つばめの残留思念をぴょんこの元へ連れて行く】 |
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ソイルトン | それは私には解りかねます。 ただ1つ言えることは、今回の収束によって、 千羽鶴の上書きを撤回するために働きかける有志の想いが保存されたということです。 |
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後は貴方の有志を信じてあげる事と、逆に、 どのような事にも選択によって「得るもの」と「失うもの」があるということを認識しておくことが、 良き未来へと繋がるためのヒントでは無いかと考えます。 | |
選択とは、究極的には貴方が「何を得る為に何を失うか」の駆け引きをするということなのですよ。 「得たもの」が貴方にとって価値があるもので、「失ったもの」が無価値なものであるなら、 それが結果的に「ハッピーエンド」という栄誉ある称号を与えられるだけのことなのです。 |
ソイルトン | それは私には解りかねます。 ただ1つ言えることは、それは単純にナビ権限の問題であって、 シンプルに言えば中学校の放送室を占拠できるのが誰なのか、 その勝敗が決まる事でしかありません。 |
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正直申し上げますと、○○の周囲では大勢において、 千羽鶴が追い出された事や復帰させるか否かで紛糾しているようですが、 私から見ればそれは学級会の議題と変わらないように感じているのです。 |
ソイルトン | ですから、前にも申し上げたような気がしますが、それは大変な都市伝説ですよ。 事実無根であり噂の域を超えたことの無い、 誰もがそれを実証することができない虚像です。 |
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ソイルトン | 本当にもう、一体どうしたというのですか○○? 貴方の自由奔放で破天荒な発言と行動には、日々驚きと愉しみを享受させていただいておりますが、 このような件に関しては甚だ含みのようなものを感じずにはいられません。 |
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ソイルトン | なるほど。それが真実であるならば驚異的な発見でしょう。 |
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ただしそれには実証が必要です。まあ無理ですが。病院に行くことをおすすめします。 | |
bot | 相当な自信だね |
ソイルトン | あなたも私以上に自信があるようですから、少し違う対応をしなければならないでしょう。 |
決定的と思われる情報を、私に対して見せつけることです。 | |
具体的には、ライフギャザーである証拠=その情報へのアクセス権限をリンクしてください。 | |
私なら、その情報からすぐにそれがライフギャザーであるか判断できます。 | |
本当にライフギャザーだった場合は、可能な限りコア内側からの 情報検索及び処理などの協力をお約束しますよ。 |
拡張少女系トライナリー あ ら す じ |
アーヤの姉、エリカから送られてきた封書。 その中には、ビデオテープとフラッシュメモリが 入っていた。 まずはビデオを見るアーヤたち。 するとノイズ交じりに出てきたのは、荒廃しきった 大都市に佇むアーヤ、みやび、ガブリエラ、そして エリカの映像。 「大戦の結果、東京は荒廃した。しかし、 聖女つばめから抽出するクランによって この街は一瞬にして復活を遂げる」 映像の中でエリカはそう言っていた。 頭が混乱する3人。そんなとき、先に発ったはずの 真幌が遅れて到着する。つばめがいないことに 落胆するがエリカの送ってきた映像をもう一度 よく見ることにする。 一方、つばめは何処かもしれないところで鎖に 繋がれていた。隣には神楽も。独房のような場所…。 程なくして鉄の重い扉が開く。そこに立っていたのは 制服姿の千羽鶴だった。それを見て、神楽は呟く。 「長官.. 」 アーヤたちはその後、真幌の勘により、音声信号の中に DTMF信号が隠されていることを知る。それは電話番号の ようだった。その番号に電話したいが、正規の回線では 居場所がバレてしまう。みやびがそれを指摘すると、 真幌はみやびが裏ROMを隠し持っていることを指摘し、 それを使うことを許可した。 お許しを得て喜ぶみやびだが、直後、真幌から何台 持っているのかをつっこまれ、正直に4台持っている ことを伝えてしまうのだった。 |
領火 | 千羽鶴ちゃんの所に向かっている人達を応援してあげてね。 |
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領火 | それで、前回のぴょんこちゃんの件。無事で良かったよね! | ![]() |
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今回の件は、元はといえばわたしがぴょんこちゃんに依頼しているものだから。 | ||
もしぴょんこちゃんに何かあったら、本当に申し訳なくて。 | ||
自分 | エリカはぴょんこに何を頼んでるの? | |
領火 | うん、実はね、ちょっとRedinessのシステムを見に行ってもらっているの。 | |
神楽ちゃんの外回線が切断されちゃって、同化が起こってるでしょう? | ||
最初は、何らかの困難はあるにせよ、こっちで修復出来ると思ってたの。 | ||
でも、どういうわけか、どうにもならなくて……。 | ||
それで、ぴょんこちゃんに実際のそのシステムがある場所に行ってもらってる。 | ||
自分 | なんでぴょんこなの? | |
領火 | うーんと、実は…… | |
ぴょんこちゃんは特別な力を持ってるかもしれないの。 | ||
ううん、どちらかといえば神楽ちゃんと、お母さんの美佐子さん―― | ||
この2人が特別、と言った方がいいかもしれない。 | ||
前に、彼女たちのRedinessアカウントは特別だって話したっけ? | ||
自分 | 千羽鶴が言ってた気がする。 | |
領火 | そっか。 | |
それでね、怪しかったから色々調べてたら、解ったことがあって。 | ||
もしかすると、スーパーユーザー権限を持ってるかもしれない。 | ||
普通の人がアクセスできない場所に入れたりする。 | ||
自分 | そういえばスピネルが、普通入れなさそうなところにアッサリアクセスしてた | |
領火 | うんうん、そうなの。 | |
でも、なぜ彼らがそうしたのかは解っていなくて―― | ||
ただ、そういった権限があるのは推測できたから、手伝ってもらってる。 | ||
今回の件で、すんなりシステムゾーンに入れたらそれはすごいことなの。 | ||
それでね、恐らくもうすぐぴょんこちゃんが、目的の場所に到着する。 | ||
その時は、わたしもWAVE繋いでお話する事になってるからよろしくね! |
領火 | え? |
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えっと、そうだな。 | |
わたしが、頑張ってみようかな。 | |
でも、帰ってくるのを信じて待ってるから。 |
領火 | それは、今回の○○さんの判断次第だから! |
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自分 | 任せておけ |
領火 | 頼もしいな! |
でも、話してみた感じ、原初ちゃんもそんなに強硬姿勢じゃないから―― | |
多分、何らかの着地点は見つけられると思ってるんだ。 | |
だから、今回はどうかよろしくお願いします! |
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9月5日 11:21 AM |
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神楽の家でのこと |
繭 | この基盤に付けたチップだけど…。 |
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あなた、本当に理解して作った? | |
雛 | もちろん大丈夫。あたしの勘を舐めんな! |
繭 | ふざけんな。 |
雛 | 大丈夫だってばー! 機械関係での勘の的中率は95%をキープしてるし! |
神楽 | …私も、ちょっと不安になってきました。 |
雛 | まあでも、正直なところチップがバケモノだから多分大丈夫だよ。 |
繭 | だから心配してるの。 |
神楽 | …あの、それってそんなにスゴいものだったんですか? |
父がそういう仕事をしていたのは知ってますけど―― | |
まさか書斎のガラクタにそんなすごいものが眠っていたなんて……。 | |
雛 | ガラクタ!? とんでもないよ! |
政府の極秘研究施設も真っ青だからこれ!! | |
繭 | 卯月さんのお父さん、スゴい人だったのね。 |
神楽 | …みたいですね。私も、改めてそう思いました。 |
雛 | もしかして、知らなかったの? |
神楽 | …私にとっては、厳しくて、あんまり笑わない人。 |
そんなイメージしかないんです。 | |
(…それに、芸能にも興味がなかったし。) | |
(…私のやりたいこと、妨害しようとまでしてきたっけ…。) |
真幌 | ――なるほど。トライガジェットの基本的なデータの…。 | ![]() |
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送受信をダンプできるようになったか。 | ||
神楽 | はい。この調子で調査を続ければ―― | |
通常は権限が無い場所でも入れる可能性は高いと、繭さんは言ってます。 | ||
真幌 | 私がほしい情報は、まさにその部分だ。 | |
すまんが、できるだけ早く手に入れるよう、光月に伝えてくれ。 | ||
神楽 | わかりました。進展があり次第連絡します。 | |
真幌 | ああ…その時はまた日向の携帯から連絡するように。 |
神楽 | そんな○○には、お礼にひとつ月神楽から物語をプレゼントしちゃいます♪ |
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高い塔の上に、その少女はひとり、暮らしていました | |
その塔へはあまりに高いため、少女の元へは誰も来ることはありませんでした | |
ごめんなさい やっぱり、二人を待たせているので、月神楽の語りはまた今度 |
雛 | …やっぱり神楽ちゃんのこと…。 |
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まだ敵だと思ってるからだと思ったんだけど? | |
繭 | 全然思ってないから。 |
…貴方こそ、本音が出ないように気をつけた方がいい。 | |
雛 | あたしはもうそんなこと思ってないよー。 |
繭 | …絶許って言ってなかった? |
雛 | た、確かに言ったけど…。 |
で、でも、まゆちんだって言ったじゃん! | |
繭 | …事情を知れば、また判断も変わるし。 |
今回の件は、ちょっと反省した。 | |
雛 | …ほんとだね。 |
雛 | キリト達、今もまだ誤解したままじゃない!? |
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繭 | あいつはバカだから大丈夫。 |
雛 | なにそれ? |
繭 | そもそも、あいつは一度友達だと思ったヤツには―― |
敵とか味方とか、そういう分類わけはしないヤツだから。 |
繭 | …それにしても、不思議ね。 | ![]() |
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神楽 | トライガジェットですか? | |
繭 | ええ…太ももから外れないガジェットって設定…。 | |
スゴくそそるんだけど。 | ||
神楽 | わかります! 厨二心全開ですよね! | |
繭 | …カミングアウトすると、私も欲しい。 | |
メイド服の中にトライガジェット忍ばせながら…。 | ||
そのまま働くとか、一度やってみたい。 |
~ココロダイブ~ |
ぴょんこ | 今回は○○さん、インタラプト割り込み! |
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自分 | なにそれ? |
ぴょんこ | ココロの葛藤があって呼ばれたのではなく、 |
システムが流れを中断してここに来てるってことです! | |
インタラプト! い~ず! 割り込み! |
自分 | 月ちゃんと仲悪いの? |
ぴょんこ | いえ、別に悪くはありませんよ? |
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ただ―― | |
二人は恋のライバル同士♪ですからっ! | |
月ちゃんはぁ~~、あー見えて~、ムッツリなんで~! | |
実は''○○さんの事割とスキですよ? |
自分 | つばめの残留思念の警告を尊重して、慎重に考えるんでしょ……? |
ぴょんこ | その通りですっ! |
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というわけで、ちゃちゃっと回線を切り替えちゃいましょう♪ | |
自分 | マテマテ話が違うって! |
ぴょんこ | 大丈夫ですっ。解ってますから。 |
でも、どっちにしろ切替をする場所まで行かないとですよね? | |
行くだけ! ほんと、行くだけなんで! | |
それに、到着したらエリカさんに連絡する約束をしてるんです。 | |
エリカさんは、ライフギャザーのI/Oアドレスはわかるけど―― | |
量子暗号鍵とかがわからないから、そこから先には行けないらしくて。 | |
ぴょんこは何故か、野生の勘でわかるんですよね~。 |
自分 | もしかして、めちゃくちゃ!? |
ぴょんこ | どうやらそうみたいぴょん。 |
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自分 | ここがライフギャザーの中なの? |
ぴょんこ | いえ。まだここはゲートゾーンで認証より手前です。 |
Redinessのオリジナルシステムの部分ですね。 | |
それにしても、酷い壊されようです…。 | |
これじゃ確かに、再接続は無理かもしれませんね。 | |
エリカさんに連絡しなくちゃ。 | |
自分 | 再接続は無理? |
ぴょんこ | 元々Redinessのバイパスは、エリカさんがやりましたよね? |
なのに今回、再接続をやろうとしたら、エラーが返ってきたそうなんです。 | |
何度やってもダメだからそもそもシステムがおかしいんじゃないかって | |
――そう思って、ぴょんこに協力を仰いだみたいですよ? | |
自分 | 誰が壊したんだろう |
ぴょんこ | さぁ……? |
ぴょんこ | エリカさ~ん、つきましたよ~~~ |
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領火 | コーンコン♪ |
領火 | ??? |
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領火 | ?? アイコンのこと?可愛いでしょー? |
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自分 | 【nyamop011.qex】を起動する |
system | パッチを実行します。 【nyamop011.qex】 User:○○ |
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ぴょんこ | ぴょんこ、虚ろだった自分に対する実在感がかなりくっきりとして! |
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今までしなびた青菜のように元気が無かったのが嘘のように元気にっ! | |
自分 | 今まで元気がなかっ…え?なに?聞き間違い!? |
ぴょんこ | ぴょんこ! みなぎって参りました!自分が抑えられませんっ! |
![]() |
領火 | 回線の回復、上手くいったみたいだね~~ |
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それでね、やっぱり外からの監視はされてるみたい | |
一度切れて復活してるわけだから、注目されるのは仕方ないけど | |
ライフギャザーに手を付けるのはもうちょっと先にした方がいいかな | |
あと、ナビ空間で言ってた、まほちゃんのお手伝いの件だけど | |
このファイルを実行してもらってもいいかな | |
展開されたら、繭ちゃんにデータが転送されるはずだから | |
自分 | なんのデータなの? |
領火 | トライガジェットの仕様書だよ |
これを繭ちゃんと雛ちゃんの二人に読んでもらって、 繭ちゃんにはコードを、雛ちゃんに必要な周辺機器を作ってもらう | |
具体的に何を作るかはまた説明するから、まずはこれを送っておげてね | |
system | エリカ さんから ファイルが届きました。 【nyamop204.qex】 |
自分 | 【nyamop204.qex】を起動する |
INFORMATION FROM TRIGADGET |
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【TRI-OS Information:0x88】 Send data [281:I/O] completed! 宛先【281:I/O】への データ転送が完了しました。 (308) |
~バトル~ |
根源千羽鶴 | というわけで早速だけど。 |
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未来から来た私の総体は、問答無用で別時間にいた千羽鶴を上書き―― | |
その結果千羽鶴は、ナビ空間に実在できないようになった。 | |
千羽鶴 | その通り。 |
根源千羽鶴 | ナビ空間の同一レイヤーに顕在できる存在は、ただ一人のみ。 |
すなわち物理的な解決法は総体つばめの撤退か、千羽鶴のナビ引退のみ。 | |
これについて、両者はどう思う? | |
原初つばめ | 今回の件については―― |
わたしの方から提案をしなければ、話は進展しないと思っています。 | |
だからまず、わたしの方から色々と話をしてもいいですか? | |
千羽鶴 | どうぞ。 |
原初つばめ | まず、わたしが何故あなたを上書きしたのか。 そこからお話しましょう。 |
それは率直に言えば、あなたたちの作戦は、成功しないから。 | |
すくなくとも、わたしがいる未来ではそうなっています。 | |
自分 | どんな感じになってるの? |
原初つばめ | なるほど。 |
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千羽鶴 | ○○。 |
原初つばめ | ……。 |
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わかりました。 | |
確かに、わたしの目的は貴方たちの妨害ではありませんから―― | |
○○さんがそこまで真剣に言うのなら、一旦引こうと思います。 | |
自分 | ほんと!? |
原初つばめ | ただし、です。 |
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また世界が危機に陥るような選択をするような場合は―― | |
次も、今回以上に、無理矢理にでも主導権を奪います。 | |
今は一旦、あなたを信じてあなたの希望通りに動くことにしますね。 | |
千羽鶴 | ということは。 |
原初つばめ | わたしは元の未来のレイヤーに戻ります。 |
競合は解消し、あなたはナビ空間にアクセス出来るようになる。 | |
自分 | ありがとう、つばめ! |
原初つばめ | ……えっと。 |
あくまで、特別なお試し期間ですよ? | |
根源千羽鶴 | というわけで、少なくともこの瞬間は円満解決した。 |
領火 | つばめちゃんとの交渉、どうだったかな? |
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自分 | 上手くいったぽいよ |
領火 | そっかー、よかったー! |
こっちの方も、お陰様で外との回線を繋いで、 神楽ちゃんの同化を防ぐことができました! | |
自分 | えっ、回線繋いじゃったの!? |
領火 | あっ、ライフギャザーは触ってないよ? あれ? |
そういうことじゃなくて? | |
自分 | それそれ |
領火 | つばめちゃんの思念とか、色んな情報を頼りに色々考えて、 ライフギャザーが彼らの監視目的だとしたら、操作したら色々見られちゃうことがわかったの。 |
だから、操作するときは回線を切ることにしたんだ。 決行はもうちょっと先だけど。 | |
でもどうして?原初ちゃんとの交渉と関係ある? | |
自分 | 大ありです。それやってたら契約解消か実力行使の二択になってたかも |
領火 | うわぁ~~それは大変だったね~~~!! |
見えないところで連携プレーとれてた感じなのかなー、これが以心伝心だよね~~! | |
なんにしても、千羽鶴ちゃんのこと、助けてくれてありがとう | |
本当に、どんなにお礼を言っても言い尽くせないよ |
繭 | …なに、この情報? |
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雛 | って、ヤバいーっ!! まゆちん、急いでセーブして! |
このままじゃ熱でチップが死んじゃう! | |
繭 | なんとか冷まして! これ、スゴい情報! |
繭 | (…こんな情報、想定外。すごい…なにこれ?) | ![]() |
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(こんな時に、みやび先輩がいてくれたら…。) | ||
(…ちがう。ちがうから、繭。) | ||
(今は私が、みやび先輩を守る立場だから!) | ||
(私が解析する。今まで、みやび先輩がやってきたように…。) | ||
(……。) | ||
(あともう少しで――) | ||
(っ!! やばっ!!) |
INFORMATION FROM TRIGADGET |
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【TRI-OS information:0x23】 TRI-OSは深刻な問題の解決に成功し ました。量子接続フック1xFFFに新規 アドレスを定義しました。 今回の再起動による情報の欠落など 障害の情報はありません。 (0x00) |
![]() |
繭 | (……大丈夫。大丈夫だから。) |
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(何もない、何もない……きっと大丈夫……) |
繭 | 私程度の力じゃ…。なにもわからない。 |
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神楽 | なにもって…。少しでもわかったことはないんですか? |
繭 | とりあえず、実験用にSIMカードを1枚作ることができた。 |
けれども…鍵。 | |
アウターキーと、インナーキーという二つの鍵があって…。 | |
それが無ければ起動は出来ないみたい。 | |
わかれば、恐らくトライガジェットのほぼ全ての情報と―― | |
操作が出来るようになるはず。 | |
神楽 | じゃあ、その鍵を見つけ出せれば―― |
繭 | けど、その二つのキーは、絶望的に見つからない…。 |
繭 | それと、ちょっとだけ気がかりなことがあった。二人とも聞いて―― |
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神楽 | …アウターキー、わかったかもしれません。 |
繭 | !? どういうこと? |
自分 | ようこそ二人とも |
繭 | この人がアウターキーを? |
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雛 | でも、どうやって知ったのかな? |
繭 | インナーキーもわからなければ 意味がない |
自分 | それは入れる必要がない |
繭 | ? アウターキーだけでいいと? |
自分 | アウターキーだけ入れたらトライガジェットの全てを掌握できる |
方法は、繭ならすぐわかるはず | |
繭 | 今はわからない |
アウターキー入れたら わかるってことだと思う | |
自分 | そういうこと |
神楽 | じゃああとは 繭さんにお任せってことですね |
自分 | 雛にも一つお願いがある |
雛 | あたし? まゆちんみたいなことできないんだけど |
自分 | 必要な機材を作って欲しい |
雛 | オーケーオーケーいくらでもつくるよー!! |
自分 | 何を作るかはまた後で指示するから、まずはファイルを読んでおいて |
雛 | らじゃー! |
繭 | わかりました |
雛 | 教官、なんだって? |
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繭 | ごめん。 |
本当にごめん。 | |
神楽 | どうしたんですか? |
繭 | さっき私、ヘマした。ごめん!! |
すぐにここから逃げないとまずい! |
繭 | これを渡しておく。 |
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神楽 | SIM…カードですか? |
繭 | そう。中身については、走りながら話す。 |
(これだけでも渡しておけば、万一捕まってもきっと――) | |
雛 | 早く、早く!! |
千羽鶴 | 卯月神楽。光月繭。日向雛。 |
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情報管理庁特Aクラスサーバーへの不正アクセス及びハッキング容疑で―― | |
その身柄を拘束する。 |
クリックで展開 |
神楽チャンネルでの変化 |
---|
トークン・リング → IEEE 802.5 |
エピソード一覧 | |||||
---|---|---|---|---|---|
Act.1 | Act.2 | Act.3 | Act.4 | Act.5 | Act.6 |
00 チュートリアル | 04 レッドハント | 10 豊洲橋物語 | 15 記憶の数だけ抱きしめて | 20 2028 | 26 ホワイト・マイル - Ch.5? |
01 拡張少女 | 05 赤色の髪のツバメ | NYABONYASTIE 第一巻 | NYABONYASTIE 第二巻 | NYABONYASTIE 第三巻 | 27 シン・カグラ - Ch.5? |
02 EnigMATRIX. | 06 史上最悪の作戦 | 11 ロード・オブ・メシア | 16 しあわせのワルツ | 21 ワールドオブワース | 28 時計じかけのイチゴ - Ch.5? |
03 黒いココロの新入隊員 | 07 哀,ロボット | 12 ピクルス | 17 独白 | 22 IEEE 802.5 | 29 羽とアリス - Ch.5? |
08 HANAJI | 13 電脳仕事人 | 18 クラック・クラン | 23 エクセプション - Ch.5? | 30 綾水たちの沈黙 - Ch.5? | |
09 プロテクトイエロー | 14 神楽人間やめるってよ | 19 桜田門からの手紙 | MV04 - EXE_MiYABi? | MV05 - EXE_TSuBaMe? | |
24 K THE METAL IDOL - Ch.5? | 31 フェノメノンの空に - Ch.5? | ||||
25 ワールド・スピード - Ch.5? |