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領火 | 前回のリプレイスでは、長官に嘘をつくように仕掛けてもらったよね? |
---|---|
千羽鶴ちゃんも、十中八九あの場面では嘘をつくだろうって…… | |
自分の考え方からすれば嘘をつかないという選択は早々できないって。 | |
そう言っていたんだよね。けど―― | |
長官は、神楽ちゃんに自分がつばめちゃんのクランだと伝えた。 | |
これは、わたしたちとってはすごい誤算で。 | |
今、次の作戦を考えていたところだったの。 | |
自分 | ごめんなさい |
領火 | え? どうしたの? 急に謝っちゃって……。 |
自分 | 原初のつばめに言われて、 私が千羽鶴に正直に言うよう進言した |
領火 | 原初の……? |
え | |
えええええええっ!! | |
いつ!? | |
自分 | 前回だけど |
領火 | どこで!? |
自分 | ここで |
領火 | それはちょっとあり得ないんだけど…… |
領火 | 毎回!? そうなんだ……うーん。 |
---|
領火 | 確かに言ったよ? |
---|---|
でも、それ以降一度も顔を出してない状況だったし―― |
領火 | まあ、ただ今回の件は実はそんなに悲観視はしてないんだ。 |
---|---|
というのも、あの後まほちゃんに相談するよう言ってくれたでしょ? | |
あれのお陰で、神楽ちゃんが長官の嘘を1つ見つけてるから。 | |
その選択が、うまく事を運ぶのを祈ってる感じかな。 |
領火 | でもね―― |
---|---|
今回の1件で、改めて思ったことがあって。 | |
自分 | なに? |
領火 | もしかすると、あなたにとって、このリプレイス作戦は―― |
あまり歓迎できないものなのかな?…って。 | |
本当のところ、どう思ってる? | |
この作戦は、良い作戦だと思う? |
領火 | そっか! それは嬉しいよ。 |
---|---|
けど、できれば1つだけお願いがあって。 |
領火 | もし可能なら、様々な選択の可能性を観測して欲しいの。 |
---|---|
自分 | 色んな選択肢を試すってこと? |
領火 | そう。 |
神楽ちゃんのフェノメノンが収束するとき―― | |
今回の第一次リプレイス作戦はマージされて確定する。 | |
世界選択法による確定は、エピソード20。 | |
そこにソイルトンの量子アニーリングを予約してある。 | |
それまでは何度でも、貴方が関わる世界の流れを変えることができるから―― | |
もし時間が許すなら、可能な限り色々な流れを体験して欲しいの。 | |
もちろん、わたしたちは神楽ちゃんが主導権を握る未来を計画してる。 | |
それは、わたしたちが考え得る上で最高の作戦だと思ってるけど―― | |
けど、それは机上の空論でしかないのも事実で。 | |
だから、実際にあなたに様々な選択をしてもらって―― | |
それぞれの"選択した結果の未来"を観測して欲しいの。 | |
そうすることで、わたしや千羽鶴ちゃんが気づいていない穴を見つけられる。 | |
自分 | その結果、私はエリカさんの作戦とは違う結果を選ぶかもしれないよ? |
領火 | もちろん、それならそれでいいよ。 |
さっきも言ったけど、今回の作戦が、絶対的に正しいとは思ってない。 | |
パラメトリック理論に基づく世界進行法は―― | |
多数の思考によって多角的に分析した結果の解を出すものでもある。 | |
あなたたちの総意が出したその解が、今回の作戦と違うものであるなら―― | |
それは、今回の作戦がベストなものではないということを意味する。 | |
もちろん、あなたたちがわたしたちの幸せを考えてくれている前提だけど。 | |
でも、そのあたりはあまり心配してないかな。 | |
あなたは…… | |
綾ちゃんたちや、千羽鶴ちゃんを大切に想ってくれている。 | |
だからこそ、悪意を持ってこの世界を潰す選択をしないと思ってるから。 |
領火 | うん。 |
---|---|
こっちこそ、ずっとつき合ってくれてありがとう。 |
領火 | そうだね。けど―― |
---|---|
わたしはそこについては、最終的に大きな問題にはならないと思ってるの。 | |
綾ちゃんたちを大事に思うってことは、幸せに暮らせる事を願うこと。 | |
ならば、そのフィールドである世界もまた、どういう状態であれ大事にする。 | |
そう思ってるから。 |
自分 | それはそうと、最終的にエリカがどうしたいか解らないと判断できない |
領火 | そうだね。 |
---|---|
さすがにリプレイスの確定前に共有しないと、判断できないよね。 | |
まだできるかどうか、確証がない事も、計画に含まれているから―― | |
本当は、それらが全部確実になってからにしたかったんだけどね。 | |
でも、わたしも千羽鶴ちゃんと、同じ事を話していて。 | |
結論としては、次のエピソードで千羽鶴ちゃんが伝えます。 |
拡張少女系トライナリー あ ら す じ |
何だかんだでバカンスを楽しむ恋ヶ崎みやび。 昼間無理矢理遊びに連れて行かれるのも まんざらでは無い様子。 ただ、彼女にはやるべきことがあった。 その為、夜はPCの前に座り、黙々とそれをこなす。 そんな中、つばめが相談しに来る。 他の皆は寝てしまったから、という消去法の理由に みやびは苦笑しつつも、彼女の相談を受ける。 神楽のことが心配。そんなつばめに対し、みやびは 神楽もつばめを友達だと思っているからこそ、 心配かけまいとして何もいわないのではないかと。 けど、その更に奥には、何かあるようにも思う、 とも付け加えた。 寝室に戻るつばめ。 そして神楽がいないことに気づく。 胸騒ぎから、神楽を探しに行くつばめ。 すると海岸にその姿を見つける。 相変わらず思い詰めたような神楽に、つばめは 「話を聞くくらいならできる」と神楽を励ます。 しかしそれが神楽の気持ちを逆撫でする。 話を聞いてくれて、その後どうするんですか? それでも食い下がるつばめ。 「わたしに出来る事があるなら」 しかし神楽にとってそれは重かった。 つばめが神楽を大事に想うほどに、自らの中での 二律背反に苦しむ。 そして神楽は遂に叫び声と共に、大きく身体をねじる。 発症。 フェノメノンが炸裂し、神楽はつばめを取り込んでしまう。 その中で武装状態になった神楽は、つばめに言うのだった。 「貴方のせいで、私は全てを失ったんです――」 |
領火 | さて、それじゃ、今回やって欲しい事のお願いだけど―― |
---|---|
今のところ順調に推移しているから、こっちからのお願いは無いかな。 | |
さっきもお話したように、色々な可能性を観測して―― | |
あなたなりの答えを固めてくれると嬉しいかな。 |
領火 | あ、それと、神楽ちゃんの同化についてなんだけど―― |
---|---|
前回、改ざんポイントを見つけてくれたお陰で、何とか出来そうだよ。 | |
ただ、どうしてもぴょんこちゃんの2xとしての力が必要で。 | |
一応、ぴょんこちゃんには協力して欲しいってメール送ってはあるけど―― | |
もしぴょんこちゃんに逢うことがあったら、支援して欲しいかな。 | |
もちろん、あなたがそれを望むならでいいんだけどね。 | |
今回のことが上手くいけば―― | |
神楽ちゃんの同化を防いでぴょんこちゃん消滅を阻止できるだけでなく、 | |
わたしたちが考えるリプレイス作戦の確度を相当上げる事ができる。 | |
自分 | どうして? |
領火 | ぴょんこちゃんと一緒に行く場所は、Redinessの中枢とも言うべき場所。 |
そこには、Rediness開発者の中でも都市伝説と言われているものがある。 | |
自分 | 何それ |
領火 | Redinessがフェノメノンを生成することを可能とする基幹システム―― |
ライフギャザーと呼ばれるシステムの一群だよ。 | |
自分 | ライフギャザーだって!? |
領火 | えっ!? 知ってるの? |
自分 | 神楽のお父さんが作ったやつでしょ? |
領火 | そう言われてるね。 |
エンタングルがUDUKIを潰した時に奪ったと言われてる技術。 | |
けど、そんなものは都市伝説で―― | |
実際はエンタングルが自社開発した、ライフギャザーとは別の物……。 |
領火 | うん。正直言うと、わたしもそう思ってる。 |
---|---|
けど、Rediness技術者界隈でその話をすると、すごく軽蔑されるの。 |
領火 | それが常識となってるよ。 |
---|---|
ライフギャザーを奪ったなんて、陰謀論に過ぎないって。 | |
けど、わたしは陰謀論じゃなくて、事実だと思ってる。 |
領火 | とにかく、そのライフギャザーまで到達することができれば |
---|---|
今回の作戦にとって大きなプラスになるの。 | |
そして、その為にはぴょんこちゃんの力が必要かもしれない。 | |
だから、どうかよろしくお願いします。 | |
それじゃ、今回も、お互い頑張ろうね。 |
領火 | いらっしゃい。○○さん。 | ![]() |
---|---|---|
前回はリプレイスに協力してくれてありがとう。 | ||
計画は順調! | ||
千羽鶴ちゃんが予測した通り、長官は嘘の発言をした。 | ||
後はどうやってそれを使って交渉するかだけど―― | ||
それについては、次回千羽鶴ちゃんから説明してもらうね。 | ||
ところで。 | ||
あなたはリプレイス計画を滞りなく遂行してくれているけど―― | ||
本当のところ、どう思ってる? |
領火 | さて、それじゃ、今回やって欲しい事のお願いだけど―― | ![]() |
---|---|---|
長官に本当のことを言わせちゃった件について対策を考えてみたの。 | ||
もう一度エピソード15からやり直すのも、1つの手段だけど―― | ||
もう1つ、ちょっと気にかかることがあって。 | ||
自分 | 気になること? | |
領火 | そう。 | |
覚えてるかどうか……ううん、観測したかどうかわからないけど―― | ||
今回のエピソード17はガブリエラちゃんの司書が反乱を起こした回なの。 | ||
司書に伝達される指示を無視して、敢えて正反対の葛藤を勝たせた。 | ||
それによって、千羽鶴ちゃんは色々苦労したんだけど―― | ||
今回のリプレイス作戦ではそれも正してみたくて。 | ||
自分 | そうするとどうなるの? | |
領火 | わからない。 | |
けど、少なくとも、千羽鶴ちゃんが計算した通りの動きになるから―― | ||
本来想定していた道程に近くなって、予測が立てやすくなるかな。 | ||
残滓整理みたいな感じになっちゃって申し訳ないけど、お願いします。 | ||
自分 | で、どうすれば? | |
領火 | 神楽ちゃんのココロスフィアに行って | |
司書からそれ以上の存在にお願いしてみてもらえないかな? | ||
特に怪しまれなければ、移動自体は簡単にさせてもらえると思うから。 | ||
どうか、ご検討お願いします! |
領火 | 前回は、特にリプレイスをせずに進行した感じかな? |
---|---|
参考までに、リプレイスをしなかった理由を教えてくれると嬉しいな。 |
領火 | そっかー。 |
---|---|
でも、その行動を依頼しているのもまた千羽鶴ちゃんだったりするから―― | |
その理由で反対する場合、今の千羽鶴ちゃんが可哀相だったりしない? | |
あっ、ごめんね、今のは単にわたしが思ったことだから……。 | |
あなたが長官の思想や立場を大事にしたいと思うなら、いいと思うよ。 |
領火 | ただ、そんなあなたに、わたしから1つだけお願いがあって。 |
---|---|
もし、生理的に受け付けない、とかでなければ―― | |
試しに、リプレイスする選択もしつつ、色々な結果を見て欲しいの。 |
領火 | さて、それじゃ、今回やって欲しい事のお願いだけど―― |
---|---|
さっきも少しお話したことだけど―― | |
よければ、リプレイスする方の選択も、してみてもらえたら嬉しいな。 | |
それで、やっぱり納得いかない、ということであれば―― | |
エピソード20の確定タイミングまでに元に戻してもらえれば。 | |
ただ、もちろんこれも強制じゃないから、無理にはしなくていいよ? | |
でも、もしこのままリプレイスせずに進むなら―― | |
そのついでで1つだけお願いしたい事があって。 | |
自分 | なに? |
領火 | 覚えてるかどうか……ううん、観測したかどうかわからないけど―― |
今回のエピソード17はガブリエラちゃんの司書が反乱を起こした回なの。 | |
司書に伝達される指示を無視して、敢えて正反対の葛藤を勝たせた。 | |
それによって、千羽鶴ちゃんは色々苦労したんだけど―― | |
今回のリプレイス作戦ではそれも正してみたくて。 |
領火 | コーンコン。 |
---|---|
いらっしゃい○○さん。 | |
いきなりだけど、本題に入るよ。 | |
前回、にゃぼにゃすティー!の時にお話もらっていた件。 | |
そもそも長官自体が出てこなかったっていうあの件なんだけどね。 | |
色々調べて見たところ、ちょっと心当たりが見つかったの。 | |
貴方を含む総意全体のうちおよそ1割に当たる人達のデイドラ時間がズレてる。 | |
そして、''貴方もそのズレた時間でデイドラを再生していた一人なの。 | |
どうしてこっちで指定した時間帯からズレた所を再生してたのかは、まだ不明。 | |
TRI-OSのバグなのか、それとも何らかのシステム故障なのか。 | |
もうちょっと調べてみて、何か解ったら千羽鶴ちゃんから報告してもらうね。 | |
早く直すからもうちょっとだけ待っていてね? | |
自分 | ていうかエリカさん、もしかしてこの件には噛んでないの? |
領火 | え? なんのこと!? |
自分 | 原初のつばめがラブラブルートと世界に関わるルートを分けたことだよ |
領火 | 原初の……? |
え | |
えええええええっ!! | |
いつ!? | |
自分 | 前回だけど |
領火 | 彼女の接続している接続元のアドレスとか、わかればまた別だけど…。 |
---|---|
――っと! | |
とにかく、そっちの方は何か手がかりを探ってみるけど! | |
問題は、その原初のつばめちゃんが―― | |
ルートを分けてる? ラブラブルート??それはどういう事かな? | |
自分 | トライナリーやエリカさんたちとラブラブするだけのアプリにしてくれたの |
領火 | えっ!? えっ!?!? それって―― |
原初のつばめちゃんがTRI-OSの管理者権限を持ってるってこと?? | |
領火 | うーん……。まあとにかく―― |
何にしても、状況はわかったよ。 | |
この件は、千羽鶴ちゃんと相談して、状況を確認していこうと思う。 | |
だから少しの間、わたしたちに預けてもらえないかな。 | |
自分 | 私はそれからどうすれば? |
領火 | すぐ何か出来るわけでもないし―― |
あまりヘンな動きをすると状況がオオゴトになってしまうかもしれないから、 | |
今まで通り、流れに沿って観測を続けて欲しいかな。 | |
何かあれば、すぐに報告してもらえると嬉しいです。 |
領火 | でもね―― |
---|---|
今回の1件で、改めて思ったことがあって。 | |
自分 | なに? |
領火 | もしかすると、あなたにとって、このリプレイス作戦は―― |
あまり歓迎できないものなのかな?…って。 | |
本当のところ、どう思ってる? | |
この作戦は、良い作戦だと思う? | |
自分 | そもそも一度もリプレイスに関わってないです…… |
領火 | あっ、そっか……。 |
デイドラで、別の時間軸を参照しちゃってるんだったよね。 |
領火 | とにかく、状況について調査はするけど―― |
---|---|
''今回のリプレイスの確定前には間に合わないかもしれない。 | |
自分 | まあ仕方ないか |
領火 | ごめんね。 |
何にしても、一刻も早く状況を把握して改善するからね。 | |
それじゃ…… | |
記録映像でも見ていく? |
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8月29日5:45 PM |
---|
合宿中、みやびの実家付近の砂浜にて |
神楽 | ああそうだ いい方法あったわ |
---|---|
死ねばいいんだ これベストじゃね? | |
それならもう苦しまないで済むし!! | |
つばめさんを殺すとか皇千羽鶴が約束を守るのかとか | |
考えて悩んで苦しまないで済むしラクだわ | |
それで決まりッ!! | |
自分 | 神楽が死んだ後、二人とも殺されるかも |
神楽 | つばめさんは殺されてもママは |
あの人なら やるかも、、、 | |
それじゃあ 私はどうしたらいいの? |
~ココロダイブ~ |
昇華ぴょんこ | というわけで○○さんっ!! |
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○○さんから無限の愛を頂戴したぴょんこは無限に戦える! | |
見てください! このみなぎる無敵パワー! | |
まっずはこの目の前にいるキモイのをさっさとしばいて―― | |
○○さんとっ! ぴょんこだけの世界をっ! |
神楽新司書 | だからお前調子に乗りすぎなんだっての! |
---|---|
昇華ぴょんこ | すみません、あ、でも、 調子に乗ってるってよりは流れに乗ってるっていうか |
神楽新司書 | どっちかっつーと、キモイのはオメーだろ。 |
だいたい、呪うのは私の専売特許だっつーの。 | |
解ってて言ってる? ねえ、ねえ!! | |
昇華ぴょんこ | あっ、えっとわかってます! わかってますから―― |
とりあえず足をどけていただけませんかっ!? | |
自分 | ぴょんこ…弱すぎじゃね? |
昇華ぴょんこ | いえ、ちちち違うんです○○さんっ! |
これは敵を油断させる為の作戦で―― | |
アースタシア | ケンカはいけませんよ。私の可愛い娘たち…… |
ぴょんこ | アースタシア様っ!! |
---|---|
神楽新司書 | アースタシア…… |
アースタシア | 貴方は○○ですね。 |
---|---|
いつも卯月神楽のことを支えてくれてありがとう。 | |
私はアースタシア。卯月神楽の心の根幹を司る存在。 | |
あなた方に倣った言い方をするならば、セルフクランです。 |
アースタシア | そうですね。あなた方がそう呼ぶ存在です。 |
---|---|
いつも卯月神楽のことを支えてくれてありがとう。 |
神楽新司書 | アースタシア―― |
---|---|
こんな所に姿を見せるなんて珍しいですね……? | |
ぴょんこ | アースタシア様! 直接お目にかかれるなんて光栄至極ですっ!! |
アースタシア | ですから、早く自分の新しい配属場所にお戻りなさい。 |
---|---|
ぴょんこ | ――っ。 |
……それは。 | |
それは、できません。 | |
アースタシア | なりません。 |
先の記憶の破断以降、貴方は私の中では存在してはならない存在。 | |
それを匿い、0x111にて生存を許すだけでも大変寛大な措置なのです。 | |
ぴょんこ | ぴょん……。 |
アースタシア | 月神楽。貴方も職務怠慢です。 |
月神楽 | (うわ、ばか!!!! なに名前読んじゃって――) |
アースタシア | 私が顕在するのが珍しいと先ほど言ってましたが、それ程の事態なのです。 |
月神楽 | (……はぁ~~~。) |
アースタシア | 記憶の整理と矛盾する存在の消去を粛々と行ってください。 |
月神楽 | (コイツほんとに抜けてるっつーか、天然っつーか――) |
アースタシア | 貴方の仕事が滞ると、その間、私という総体は混乱し続けるのですよ? |
自分 | せんせー、月神楽さんがせんせーのこと、心の中でディスってますよ! |
アースタシア | あっ、そうだったのですね。もうとっくに告…… |
---|---|
いえ、でも、別に何も秘密にすることではありませんよ? | |
生きとしいけるものは全て、ひとつの大いなるもので繋がっています。 | |
○○さんも改めて、月神楽のことをよろしくお願いします。 | |
自分 | 任せてください! |
月神楽 | ○○……っ。こいつ、呪い頃す……。絶対頃す!! |
アースタシア | 貴方と月神楽がこうして出逢ったのも世界の意志です。 |
この導きが、卯月神楽の光へと繋がっていますように。 | |
月神楽 | 光へ導かれますように。 |
ぴょんこ | 光へ導かれますように! |
アースタシア | ぴょんこは卯月神楽単独の人格ではありません。 |
---|---|
卯月美佐子とのハイブリッド人格、それはすなわち―― | |
今、私と卯月美佐子のココロが繋がってる故に存在出来る人格です。 | |
単独の人格である0xとも、半プログラムの1xとも違う、生身2名の融合。 | |
それがぴょんこであり、所属としては2xと呼ばれるものになります。 | |
そんな彼女が置かれている状況に、今大変な変革が訪れています。 | |
卯月神楽の記憶の中から、卯月美佐子との繋がりを示唆する所が消えました。 | |
客観的事実はどうであれ、ココロを平穏にし、崩壊を免れるためには―― | |
何らかの解釈によるココロの構造改革をせねばなりません。 | |
その構造改革では、必然的に卯月美佐子との繋がりは否定されます。 | |
自分 | でも、美佐子さんと繋がっているという事実は否定できないでしょ? |
アースタシア | もちろん、客観的に見ればそれは事実であり正しい。 |
ですが、ココロという物はどんなに客観視しても、必ず主観視になります。 | |
なぜなら、誰であろうと今までの経験や記憶がその基準となるからです。 | |
例えば、考えてみてください。 | |
貴方に結婚した記憶がないのに、中指にリングをはめていたとしましょう。 | |
貴方はどう考えますか? | |
特に深く考えず、寝ぼけて適当に付けたのでは? とか―― | |
飲み会で酔った拍子に誰かの指輪を付けてそのままなのでは、とか。 | |
その場で考え得る常識的な解釈で心の安定をとります。 | |
そうしないと、ココロが不安定なままで、いずれ崩壊するからです。 | |
実際は1年前に結婚していて、その期間の記憶を失っているとしても―― | |
貴方はそれを肯定することはできないでしょう。 | |
同様に、卯月美佐子と繋がっていたという事実は否定せねばなりません。 | |
そうしないと、そこからココロが崩壊しかねないからです。 | |
私はぴょんこの消滅は免れないだろうと考えましたが―― | |
月神楽は、彼女を管理した上で生かすという選択をしたのです。 | |
自分 | もしかして月神楽って、すごく優しい子なのでは? |
月神楽 | 今頃気づいたんですか? もー、遅すぎですよ? |
ぴょんこ | 呪いの実験台に家無しの人格が一匹、欲しかっただけですよね? |
自分 | えっ |
月神楽 | まさかそんな~~。 |
あれは、ちょっとしたジョークですよっ♪ | |
自分 | それで、ぴょんこは逃げ出してきたの? |
ぴょんこ | あ、いえ、それはまた別の理由で…。 |
アースタシア | ココロの外へ向かう今回の件について―― |
---|---|
○○を含む全ての支援はつけられません。 | |
貴方が今いるこの場所は卯月神楽の心の中。 | |
共通意識野への移動であれば、辛うじて私の範囲内ですが―― | |
完全なるプログラム領域ともなる、量子サーバーはもはや私ではありません。 | |
少なくとも、卯月神楽のココロゲートを経由しては向かわせられません。 | |
それに。 | |
貴方がここへアクセスするときには、然るべき理由がありますよね? | |
そろそろ忘れていませんか? |
ぴょんこ | だって、一生ずっと一緒にいるために、頑張るんですから! |
---|
月神楽 | ○○さん……。 |
---|---|
よく今までこんな頭元気な子とつき合ってきましたね。 |
アースタシア | ……。 |
---|---|
ぴょんこ……、しっかりやるのですよ。 | |
彼女とママと私にとって、素敵なココロの度になりますように――。 |
~バトル~ |
自分 | あの、可能なら1つお願いがあるのですが |
アースタシア | 何でしょう? |
---|---|
自分 | ガブリエラのココロゲートに移動させてもらうことはできますか? |
アースタシア | ええ、もちろんです。 |
もしかして―― | |
今回は、その為にここへ来たのですか? | |
自分 | まあ、それも1つの目的でした。 |
アースタシア | それは……。 |
私の人格たちが時間を潰してしまい申し訳ありませんでした。 |
アースタシア | そう言っていただけると少し気が楽になります。 |
---|
アースタシア | お詫びという程の事でもありませんが、確実に転送致しますね。 |
---|---|
○○とガブリエラにとって素敵なココロの旅を。 |
INFORMATION FROM TRIGADGET |
---|
【TRI-OS Information:0xEF】 QJUMP:CH05=>CH03 1x100=>1x100-> [21:33:58:23:9E]-> C3:1x000->0x0FB TIME_SCALE:1x Command succeed. (101) |
![]() |
ガブリエラ司書 | やってみたいことっていうのはね―― |
---|---|
指定されるエラーとは逆さまの選択をし続けたらどうなるか。 | |
自分 | やめて! マジでやめて! (一択) |
ガブリエラ司書 | 臆病ね。 |
でもね、○○。 | |
あたしは既に一度消されかけてるの。 | |
今更敵が1つ2つ増えたところで何ともないわよ。それに―― |
ガブリエラ司書 | まあ、確かに的確だとは思うわね。 |
---|
ガブリエラ司書 | お陰で、あたしのソルジャーとしての勘がもの凄い騒いでる。 |
---|---|
総意としても、友達を信じたいという気持ちもありながら―― | |
神楽に対して尋問しなくちゃ…って気持ちが勝ってる。 | |
……。 | |
だから、その気持ちを勝たせるよう気の迷いを絶つわ。 | |
というわけで、今回も撃退、よろしく。 | |
自分 | 任せて! |
ガブリエラ | ふふ。いつもありがと。 |
あたしと○○に素敵なココロの旅を。 |
自分 | 千羽鶴はウソをついた、契約違反だ |
神楽 | 契約 そうだ |
---|
神楽 | …すみません。どちら様ですか? |
---|---|
千羽鶴 | 私は…、この世界でフェノメノンを対処する組織…。 |
情報管理庁に所属するエージェント。 | |
神楽 | 管理庁…エージェント? |
神楽 | 皇千羽鶴は契約に違反した |
---|---|
けど だからって今の私にはどうすることもできません、、、 | |
自分 | 私に考えがあるから安心して |
神楽 | 考え? なにをするつもりなの? |
自分 | 神楽はつばめを壊さなくていいんだよ |
神楽 | でも 壊すって契約だし、、、 |
自分 | 先に契約を破ったのは千羽鶴だ |
神楽 | そうだけど でも |
自分 | 例えフェノメノンを発症しても大丈夫 |
神楽はつばめを壊さなくていいんだ | |
神楽 | ○○ まさかこうなると見越してた? |
だから任せて、と | |
自分 | まあね |
神楽 | やっぱり |
どうしてなの? どうして○○は そんなことまでわかるの? |
神楽 | けど、つばめさんを壊さなかったとしたら…。 |
---|---|
ママと音羽は…。誰が助けてくれる? | |
結局…千羽鶴と彼ら以外に…。 | |
ママと音羽を助けられる人はいないんだし…。 | |
…あれ? | |
でも、千羽鶴がつばめさんのセルフクランということは。 | |
音羽を壊したのは、つばめさんなのに変わりないんじゃ…。 | |
今は別人でも、もし二人が元の一人に戻ったら…。 | |
――ッ!? そうか、わかった! | |
彼らが言っていたつばめさんは、恐らく―― | |
千羽鶴が分離する前のつばめさんのこと! | |
もしそうなら、もしこの世界がなくなったら…。 | |
その時は、つばめさんは―― |
つばめ | …神楽ちゃん |
---|---|
神楽 | ……え? |
自分 | 千羽鶴はウソをついた、契約違反だ |
神楽 | 契約 そうだ |
---|
千羽鶴 | 私は、皇千羽鶴。逢瀬つばめではない。 |
---|---|
神楽 | (…………。) |
千羽鶴 | (…………。) |
神楽 | …わかりました。変なことを聞いてすみません。 |
千羽鶴 | わかってくれたならそれでいい。 |
神楽 | はい…、よくわかりました。 |
(あなたがウソつきだっていうのがね…。) |
自分 | 例えフェノメノンを発症しても大丈夫 | ![]() |
神楽はつばめを壊さなくていいんだ | ||
神楽 | ○○ まさか こうなると見越してた? | |
---|---|---|
だから私に つばめさんの真実を話したの? | ||
自分 | そうだよ | |
神楽 | 千羽鶴がウソをつくとわかってて? | |
自分 | まあね | |
神楽 | やっぱり | |
どうしてなの? どうして○○はそんなことまでわかるの? |
ガブリエラ | …………。 |
---|---|
(○○の言ってたこと、本当なのかしら?) | |
(神楽が、つばめを壊そうとしてるなんて…。) | |
(まさかね。あんなに仲がいいのにそんなこと…。) | |
(…………。) | |
(でも…もしも本当にそうだったら…。) | |
(…確かめないと。最悪の事態になるまえに…。) |
真幌 | …で? 今回のケンカ―― |
---|---|
いや…、殺し合いの発端はなんだ? | |
神楽 | (…………。) |
ガブリエラ | (…………。) |
真幌 | ふむ…そうか…。 |
おい、ギャヴィ。おまえはもう帰れ。 | |
ガブリエラ | はぁ!? なんであたしだけ―― |
真幌 | 命令だ! 今すぐ帰れ。 |
真幌 | …さて。なにかワケありのようだな? |
---|---|
神楽 | (…………。) |
真幌 | まあ、無理にとは言わんよ。 |
だが…、もし私を信頼してくれるなら、言ってくれ。 | |
どんなことでも、決しておまえの敵には回らない。 | |
そう約束しよう。 | |
例え…仮にだが、おまえの悩みが…。 | |
人殺しをしてしまったことだったとしてもだ。 | |
神楽 | (…………。) |
神楽 | 真幌さん…。真幌さんは―― |
---|---|
皇千羽鶴という人を、ご存知ですか? | |
真幌 | …ああ、知っている。話があるなら続けろ。 |
神楽 | …はい。実は―― |
真幌 | ――なるほどな。 |
おまえは皇千羽鶴と、秘密裏に契約を交わしていた。 | |
そして、いずれ逢瀬を殺害しなければならない、か…。 | |
神楽 | …はい。 |
つばめさんのことを殺さなければ…。 | |
私の母が殺されてしまうんです…。 | |
真幌 | …まあ、そんなことだろうとは思ったよ。 |
…だが、わからんな。 | |
皇千羽鶴は、なぜ逢瀬のことを殺そうとしている? | |
神楽 | そ、それは…。 |
真幌 | …無理に言う必要はない。 |
詮索はしない。事情は、言いたければ言え。 | |
神楽 | (…………。) |
真幌 | 卯月は、皇千羽鶴がエージェントとしか聞いていないんだな? |
神楽 | はい…違うんですか? |
真幌 | 皇千羽鶴。彼女は、情報管理庁の長官だ。 |
神楽 | ッ!? 本当ですか!? |
真幌 | ああ…、しかし、なぜ長官が逢瀬を殺そうとするのか…? |
…いや、いずれにせよそれが事実ならば。 | |
私は隊長として、おまえと逢瀬のことを守らねばならない。 |
真幌 | 卯月、私はさっきおまえの敵には回らんと言ったな? |
---|---|
神楽 | …はい。 |
真幌 | 私は、管理庁に探りを入れる。 |
そしてなにが目的なのかの裏を取らねばならん。 | |
その間、私は全力でおまえと逢瀬を保護すると約束する。 | |
だから、おまえには如何なることがあったとしても、 | |
逢瀬に手をかけるようなことはしないでほしい。 | |
神楽 | …その頼みを、私が聞けなかったとしたら? |
真幌 | ''私は…さっきの約束を破らなければならないことになる…。 |
---|---|
神楽 | (…………。) |
特別攻撃隊隊長という立場にいる者として、より健全に―― | |
隊が機能する方を選択する必要があるからだ。 | |
神楽 | 指揮官としてまっとうなことだと思いますよ。 |
真幌 | …そうなったとしても恨まんでくれよ? |
その代わり、事情を聞いた以上は私も最善を尽くす。 | |
だから卯月も、最悪の結果にならんように。 | |
最善を尽くしてほしい…。 | |
私が望むのは、それだけだ。 |
神楽 | ……いえ。特に何かあったわけではありませんから。 |
---|---|
真幌 | ……そうか。ならいいのだが。 |
…さて、そろそろ暗くなる。 | |
皆も待っているだろうからな。戻るとしよう。 | |
神楽 | …はい。 |
真幌 | …なあ、卯月。 |
悩みがあるなら、本当になんでも言うんだぞ? | |
いつだって頼ってくれて構わないんだからな? | |
神楽 | …はい。 |
ガブリエラ | (…………。) |
---|---|
ぐすっうぅ…。うぅぅ…………。 |
自分 | ガブリエラは優しいね |
ガブリエラ | 私が優しい? どういうこと? |
---|---|
自分 | 神楽を敵としてみるのが辛いんでしょ? |
ガブリエラ | やっぱり ○○には隠せないわね |
自分 | 優しい子なのはよく知ってるからね |
ガブリエラ | ありがとう |
でも 本当に優しい子なら 死んでもらうなんて | |
言わないんじゃないかしら? | |
でも良かったわ ○○から神楽のコトを聞いてて | |
おかげで何があっても動じずに 冷静に対処できると思うから |
ガブリエラ | この状況で? 無茶を言うのね |
---|---|
それができれば私もいいとは思うけど あたしは軍人なの | |
自分の気持ちよりも 優先しなければならないことがある |
ガブリエラ | 決めた 今日は寝ないで |
---|---|
朝まで神様に祈るわ | |
少しでも 私の願いが届くように |
8月29日 1:12 PM |
---|
合宿中、横須賀での買い物の途中。 |
神楽 | (店を出た時はそんなに思わなかったけど。) |
---|---|
(ずっと持ってると結構重いな…。) | |
アーヤ | 卯月は平気? もう少し持とうか? |
神楽 | えっ!? 大丈夫です。 |
みやび | アーヤは力持ちやきねえ。 |
うちはアーヤにお任せぞね。 | |
アーヤ | あのねえ、みやび。 |
私はみやびが非力だから持ってあげてるわけじゃないの。 | |
夕食を作るのがみやびだから。 | |
その手間の分代わりに持ってあげてるだけ。 | |
みやび | あれ、そうだったぞね。うちはてっきり。 |
アーヤ | てっきり何よ? |
~ココロダイブ~ |
みやび | みやびさん参上! |
---|---|
自分 | 今日はみやびが夕食当番? |
みやび | そういう役職はない |
が うちが夕食を作って振る舞う | |
自分 | 私も食べたいなー |
みやび | うちも食べさせたい あれやこれやを |
料理の出来を決めるのは 食材と仕込みぞね | |
自分 | なんか本格的 |
みやび | 当然 |
作り手の自己満足とも言えるが | |
その自己満足を極めたい | |
そういう気分やきね | |
自分 | 美味しいものを食べさせたいよね |
みやび | わかるか? |
みやび | 待たせたな。 |
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さてクイズ。みやびさんは何を作るつもりでしょう。 | |
神楽 | 刺身は絶対にありますよね。 |
アーヤ | そうよね。柵でマグロを買ってたもの。 |
神楽 | 後はなんでしょう? うーん……。 |
みやび | まずいものは出さんきね。期待しちょって。 |
---|---|
アーヤ | それ絶対。楽しみにしてるわ。 |
神楽 | 私もです! |
みやび | よしよし。二人は運動もしちょるし。特に美味しく感じるろうね。 |
アーヤ | そこなの!? |
神楽 | またまた、もう! |
みやび | あはははは。 |
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