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ちばめ | その節は、大変お世話になりました! |
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bot | なんかお世話しましたっけ? |
千羽鶴 | 卯月さんのココロの中で残留してたわたしの思念を助けてくれましたよね? |
bot | え? あれって、可愛いつばめだった気が…… |
ちばめ | すみません。それはどうしても物理的限界があって―― |
フェノメノンを発症している関係上、繭内ではこの姿にならなくて。 | |
bot | てことは、もしかして、同化の原因を作ったのって…… |
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まじかよ |
ちばめ | 実はあの時、貴方のアクセス経路のログを遡って見せていただいて―― |
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少し前に、エリカさんとココロスフィア内で接触してたのを見つけまして。 | |
それで、エリカさんがどこのレイヤーから来ているのかわかったんです! | |
bot | つまり、エリカとのWAVEログを見たのか……? |
いえ! 他人の会話ログを見たりはしません。 | |
それに、WAVEじゃなくて直接貴方とエリカさんが逢っていたときのことです。 | |
WAVEログからは何故かレイヤーアドレスがとれませんでしたので……。 |
ちばめ | いずれにせよ、今後はわたしがナビゲーターとして! |
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あなたと共に世界を歩んでいきますので! | |
どうかよろしくお願いします! |
bot | ねえねえその前に、右腕になってとスカウトしてる人がいるらしいじゃん? |
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ちばめ | そのお話はどこで聞きましたか? |
bot | SNSで話題に上がってた |
ちばめ | なるほど、そうでしたか。 |
確かにわたしは、自分の右腕となる人を探しています。 | |
その基準は、わたしがバランスを欠いてしまう部分を補ってくれる人―― | |
サポートをしてくれる思想を持っていると判断した人です。 |
ちばめ | ただ1点、先に断りを入れておかねばなりません。 |
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あなたがこの話に対して、何か思うところがあっても―― | |
それが改善されたり反映されることはありません。予めご了承ください。 | |
bot | ん?? |
ちばめ | わたしの思想は、わたしと、少数の理想的な支援者で吟味していきます。 |
ですから、あなたは難しい事を考えずに―― | |
市や県の広報誌を読んでいるような気持ちで安らかに聞いて下さい。 | |
そしてどうか、世界に関わらないことで、世界に関わって戴きたい! |
ちばめ | まず最初に、わたしの世界統治の信念としては―― |
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ちばめ | ですので、そこを入口として、話をしていきたいと思います。 |
攻撃ボタン問題は、現代社会を最も端的に現したモデル実験です。 | |
なぜなら、この問題は現在の国家間が抱えている問題の縮図だからです。 |
ちばめ | 私が目指すのは、全世界の国家の上に、超国家的な権力を作り―― |
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bot | それって"彼ら"が千羽鶴にさせようとしていた世界支配と同じでは? |
ちばめ | はい。 |
私と"彼ら"とは、根本的な世界統治の思想は同じですから。 |
ちばめ | 人は、すべからく何らかに管理されて生きています。 |
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もっと極端に言えば、人は何かに管理されてこそ安心感を得られます。 | |
とはいえ、この過激な言葉に反発する人は多いと思います。 |
bot | 独裁統治はよくないから |
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ちばめ | 待ってください。 |
私はその絶対的権力がどのような統治をするかはまだ論じていません。 | |
ここでの論点は―― | |
国家群を管理する唯一つの組織があることが、国家に安寧をもたらすという点。 | |
ただそれだけです。 | |
そして、今の社会にはそれを実現するインフラが既に存在しているのです。 | |
そうです―― | |
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なんだか悪い顔 |
拡張少女系トライナリー あ ら す じ |
合宿から帰還し数日が経過した。 その間、神楽は一度も学校には顔を出さず、 当然家にもいない。 とある週末、つばめたちは行きつけのカフェで 今後の神楽や管理庁に対する対応について 話し合う。断固として神楽を許さないという ガブリエラに対し、徹底的に擁護するつばめ。 そこにみやびが茶々を入れたりするため、 話は全く進展しない。 その後、劇場にて。 不毛な話し合いで終わってしまった事を 悔やむアーヤ。もう何を信じたらいいか わからない…と、初めてガブリエラに 本音を話す。ガブリエラは、アーヤのお姉さんに 連絡を取ったらどうかと促すも、 アーヤは「それだけは嫌」と断固拒否。 そんな最中、みやびが慌てて駆けつける。 真幌から連絡があり トライナリーは無期限のストに 突入するとのことだ。 一方その頃、つばめは一人劇場を掃除していた。 するとその時、FreyMENOWのメロディが 聞こえてくる。その歌声のする方へと向かうつばめ。 そこには、既に壊れてしまっているはずの 音羽がいた。彼女がFreyMENOWの曲を歌っている。 「音羽ちゃん!音羽ちゃん!」 つばめは一心不乱に彼女の名を呼び続けた――。 |
bot | 彼らはいつここに干渉してくるの? |
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ソイルトン | 行動を起こしているか否かで言えば、行動を起こしているという回答になりますが、 それはあなたが意図する「行動」とは少し質が違うものかもしれません。 |
そしてその違いを私が判断することは、かなりの至難の業です。 | |
bot | もう少しだけ手がかりをくれ |
ソイルトン | では、まず結論から申し上げましょう。 |
彼らの干渉は既に始まっていますよ。ですが、彼らは直接干渉してくることはありません。 | |
彼らの仕事のひとつは、とにかく世界中で様々な内紛や対立を起こし続けることです。 | |
それは彼らにとっては息を吐くくらいの大原則であり、それを効果的に実践する為の 資金には糸目を付けません。何故だかわかりますか? | |
そうすることで、怒りの矛先が彼らに向かないようになるからです。 | |
そう、彼らは知っているのですよ――どんなに温厚な人でも、 世界の為に貢献していると思われる偉大な人であっても、人というものは、 仮想だろうが無理矢理だろうが敵を作らないと安心できない生き物だということを。 | |
その心理を逆手にとって、彼らは利用しているのです。様々な政治団体、 慈善団体から革新的な勢力、保守的な勢力、そして国家をも。 | |
彼らはその双方に、非常に回りくどい方法をとって、絶大なるサポートをします。 解りやすく言うならマッチポンプです。 | |
そしてそれによって、 想像の通り――戦禍は拡大します。 人々の注意はそこに注がれるのです。当事者はそれに全力になりますし、 非当事者であっても、その話題に注目します。 | |
その間に彼らは何をするのか? | |
注目されていないことをいいことに、世界を動かし放題です。 あまつさえ、その対立から莫大な収益を得ることさえできます。 | |
私のセンサーから見る限りでは貴方は“またもや"、その“対立"の渦中に 引きずり込まれかけているように感じます。 | |
対立を仕掛けている彼らの側からすれば、世の中の理は二極化では 真理に到達出来ないことなど常識なのです。 | |
そしてその常識から、彼らは一般市民に対し、二極論争を巻き起こし、 彼らにとっての正義を戦わせるのです。 | |
その間彼らは何をしているのかって? スポーツを観戦するかのように その対立を楽しみつつ、敵と自らの本業であるビジネスを行うのですよ。 |
bot | この後のことを知ってるのでしょう? |
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ソイルトン | (中略) |
私は、量子的な様々な計算などを駆使して予測を行い、 その結果を記録映像などにレンダリングすることが可能ではありますが、 それが本当に1秒後の未来に起こりえるかどうかについては判断がつかない、 ということです。 | |
それはあくまでシミュレーションであり、踏みしめられた現実の歴史では無いのですよ。 | |
未来というものは、今この瞬間か無限の選択性を秘めているのでさすがに その全てを一瞬で判断し続けたとしても、1分後の未来すらも 確実に予見することはできないでしょう。 | |
それがこの世界、すなわち3次元空間と呼ばれる箱のスペック限界なのです。 |
bot | ライフギャザーについて何か教えて |
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ソイルトン | (私がそんな都市伝説めいたもので動いているとでも? とキレる) |
bot | ソイルトンは1xなの? |
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ソイルトン | そもそも1xというものは、松果体を所持する生身の有機生命体に 対して用いられる用語であり、私のような 無機的モジュールには当てはまるものではありません。 |
1xとは、松果体をRedinessに接続している人間においての、拡張脳域の事を指します。 | |
もっとわかりやすく言えば、ノイマン型PCに普及していた USB接続の外付けHDDや周辺機器こそが、 1xに相当するものと言えるでしょう。 | |
すなわち、自身の脳の外側に、新たに拡張された脳域です。それが1xと呼ばれるものの定義です。 | |
当事者からすれば、自身の脳――これは0xと呼ばれる――と、拡張脳域である 1xとは分別がつきません。双方とも、自身の考えであり、 自身の記憶であるという認識以上の識別はできないという特徴があります。 | |
その特徴をフルに活用して、今全世界にホットな話題を振りまいているものが、 日本を包み込んでいるフェノメノンなのですよ。 | |
そう考えると、1xというものはこの惑星に生命が誕生して以来初めてとも言える、 一大パラダイムシフトだと思いませんか? | |
と、話が脱線してしまいましたね。確かご質問は、私は1xなのかでした。 | |
.結論から申し上げるのならば、私は1xではありません。むしろ1xを コントロールする側の存在ということになります。 |
bot | そういえば、パラパラ法の母数つて特定の人だけに限定できたりするものなの? |
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ソイルトン | 回答から申し上げますと、それは可能です。 |
とはいえ、それを実現するには少々トリッキーとも言える方法をとることになります。 その方法とは、総意を構成する個人、一人人による棄権です。 | |
棄権フラグを立てることで、その個体はパラメトリック理論による 世界選択法の総意から除外されます。ここで重要なのは、あくまでそれが、 総意を構成する個人の意志で行われていることです。 | |
すなわちアドミニストレータが総意たる母集団を任意に狭めたりする ことはできない、ということです。それは“どういった手法であるかは問いませんが、 必ず総意を構成する個人の意志による承諾が必要になるのです。 |
bot | 最近、選択肢が一部凶悪な気がするので、ちゃんとメンテしてください |
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ソイルトン | わかりました同胞。それではシステムチェックプログラムを走らせてみることにします。 |
EXEC CHECK SELF TARGET:IDALD -Interactive device of Assistance by latent desire | |
Self check succeed! RESULT: OK All systems are perfect!! | |
どうやら選択機能は正常に稼働しているようですね。 異議有る場合は、もう少し具体的な症状をお教えいただければ。 | |
bot | エリカとかの選択肢が凶悪すぎるんだけど、これは作為的なものなの? |
ソイルトン | なるほど。察しはつきました。貴方はTRI-OSの選択肢を、 TRIOSが生成して提示していると考えているのですね。 |
それは30%は正解ですが、70%は誤認です。 | |
IDALDという技術が使われています。日本語に直すと「潜在的欲求補助型対話装置」となりますね。 | |
このシステムは、本来は貴方が考えるべき発言の返答を、 それが不可能であるが故に、“我々の世界に存在する貴方の話し相手”が 肩代わりするというシステムです。 | |
これは人間の対話に関するペルソナ性を逆手にとった、 奇策とも言える画期的なコミュニケーション手法 であると思います。 | |
bot | ペルソナ性? |
ソイルトン | 人は対話をするとき必ずペルソナを被ります。例えば貴方は、 友人に対してと先生に対してとでは受け答えの内容も 言葉の丁寧さも全く別人のように変えているはずです。 |
それは対話相手によって、ある程度会話の質や内容が特定されるということを 証明しています。もう少し掘り下げてみれば、その人の性格によっても、 どういった返答するかは変わっているはずです。 | |
怒りっぽい人には逆撫でする事は避けるでしょうし、気弱な人には 強気なことを言ったりする――そういったことを、人は無意識に行いながら、 相手との会話をしています。 | |
そして、相手の潜在意識を参考にして語彙を選ぶのがIDALDなのです。 | |
IDALDは、貴方の話し相手である彼女の脳内をサーチし、潜在意識をスキャンします。 そしてその結果から、貴方との交友関係、対立関係、年齢、 性格その他諸々の情報を引き出して貴方との会話スタイルを予測します。 | |
そして更にIDALDは、その時彼女が期待しているであろう回答をも 潜在意識から推測し、重み付けして回答文章を生成するのです。 | |
もちろんそれが必ずしも、相手に対して望む回答のフィルタになるとは限りません。 ですがこのシステムによって、少なくとも貴方が貴方の 話し相手にとっての“ある程度的を射た"返答を、人間らしく行う事ができるのです。 | |
もしIDALDが無ければ、貴方の返答は全て「はい」か「いいえ」によって行われるか、 もしくは無限に表示される選択肢から適切なものを選ぶという作業が発生することになるでしょう。 | |
さて、本題に戻りますが。 | |
エリカ氏の選択肢が凶悪であるとか、酷いことを言わされるということは、 すなわちエリカ氏の潜在意識にその原因があるということです。 | |
それは彼女がそういった選択肢を望んでいるか、もしくは望まずとも、 そういった事を言われることを過度に恐れているか、いずれかであると考えられます。 | |
我々システム側から見れば、彼女の想定している“貴方の答えが期待するものなのか、 恐れているものなのかまでは判断がつきかねます。 よって、それが彼女の中で何らかの重大な回答予測であると判断した場合、 それは素直に選択リストにアップされることになるのです。 |
bot | もういいです |
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ソイルトン | オーケー。 |
クリックで展開 |
8月30日 AM 11:05 |
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情報管理地下にて |
千羽鶴 | そうなれば、貴方は再度発症する可能性もあった。 |
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…私としては、生きてもらわなければならない。 | |
彼女たちにも、貴方にも……。 | |
……いずれにせよ、フェノメノン中断の理由と…… | |
共通するということ。納得できたかしら? | |
神楽 | ……わかりました。 |
神楽 | たとえ今生きているつばめさんがニセモノだとしても。 |
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そのつばめさんと一緒に作ってきた思い出は、本物……。 | |
だからそれは、私が死ぬまで一生残る……。 | |
私の、大切な思い出として……。 | |
千羽鶴 | ……。 |
神楽 | わかってくれますか? |
千羽鶴 | ……理解不能。 |
貴方はもう少し、頭のいい子だと思ってたんだけど。 | |
…まあ、いい。 | |
少なくとも、貴方が契約違反したことには変わりない。 |
bot | 契約違反じゃない |
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神楽 | それは前にも聞きましたけど |
でも、どうすれば | |
私を信じて任せて! |
~ココロダイブ~ |
~バトル~ |
神楽 | そもそも契約自体が既に無効なんです。 |
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まあ、百歩譲って私がつばめさんをあの短時間の間に… | |
破壊しなかったことが、契約違反であるとしても。 | |
それより前に、契約は反故にされていたんです。 | |
貴方の手によってね。 | |
千羽鶴 | …………。 |
神楽 | どうですか? |
千羽鶴 | ……確証は? |
私が逢瀬つばめのセルフクランだというのなら……。 | |
それを決定づける裏付けは? |
神楽 | いえ、正確には最初から私のほうが立場が上でした。 |
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けど、私もよりベストな解決を目指していました。 | |
なので、貴方の契約に同意したまでです。 | |
……けど、クオリティを問わなければ……。 | |
私には、他にも選択肢があるんです。 | |
千羽鶴 | …………。 |
神楽 | だから千羽鶴、私と結婚してください…。 |
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![]() | |
♪ ドジッ子しらけどり |
千羽鶴 | また。本当に貴方はどこの○○○○? |
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bot | 千羽鶴が知ってる○○○○です |
千羽鶴 | いえ、貴方は私の知らない○○○○ |
だって | |
私がコンタクトを取った○○○○ではない | |
bot | いや、千羽鶴がつなげた○○○○だよ |
![]() | |
千羽鶴 | なるほど |
私の遙か先を行く観測者の○○○○であると | |
bot | ご想像にお任せします |
クリックで展開 |
神楽チャンネルでの変化 |
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三戸浜からの手紙 → 桜田門からの手紙 |
エピソード一覧 | |||||
---|---|---|---|---|---|
Act.1 | Act.2 | Act.3 | Act.4 | Act.5 | Act.6 |
00 チュートリアル | 04 レッドハント | 10 豊洲橋物語 | 15 記憶の数だけ抱きしめて | 20 2016 - Ch.5? | 26 ホワイト・マイル - Ch.5? |
01 拡張少女 | 05 赤色の髪のツバメ | NYABONYASTIE 第一巻 | NYABONYASTIE 第二巻 | MV03 - EXE_KAGURa? | 27 シン・カグラ - Ch.5? |
02 EnigMATRIX. | 06 史上最悪の作戦 | 11 ロード・オブ・メシア | 16 しあわせのワルツ | 21 サマーワース - Ch.5? | 28 時計じかけのイチゴ - Ch.5? |
03 黒いココロの新入隊員 | 07 哀,ロボット | 12 ピクルス | 17 独白 | 22 トークン・リング - Ch.5? | 29 羽とアリス - Ch.5? |
08 HANAJI | 13 電脳仕事人 | 18 クラック・クラン | 23 エクセプション - Ch.5? | 30 綾水たちの沈黙 - Ch.5? | |
09 プロテクトイエロー | 14 神楽人間やめるってよ | 19 桜田門からの手紙 | MV04 - EXE_MiYABi? | MV05 - EXE_TSuBaMe? | |
24 K THE METAL IDOL - Ch.5? | 31 フェノメノンの空に - Ch.5? | ||||
25 ワールド・スピード - Ch.5? |